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やさしくない日記【2/4-】

やさしくないから、いちいち説明はない。

2/4(火)

定時後、下高井戸シネマに向かった。
山中瑶子の『あみこ』を見た。
主人公の行動言動、どこか見覚えがあった。
ポッキーを3本一気に食べたら1本は上手く折れなかったりすることとか、すごく見覚えがあった。
ハリボテの無常観の裏に隠れている執着を、まだ理解していない頃の記憶。
先日見た『地獄のSE』もそうだが、厨二感がビシビシ効いた青春モノに既視感を覚えるのは、例に漏れず私もそうだったのだろう。
当時は映画を通じて知らない世界との対話を試みていた自分が、今惹かれるのは過去との答え合わせらしい。

2/5(水)

夜中に帰阪。翌日より始まる研修のため。
年明けてからなんべん新幹線乗るねんと思う。

2/6(木)

早起きで研修へ向かった。
手荷物を少なくしたはいいが、ここから日曜日までほぼ同じ格好で過ごさなければならないことに、大変な嫌気が差していた。
夜は酒を飲んだ。

2/7(金)

研修2日目、関西人のおっちゃんが、関西人っぽいいい間違えを連発していた。
「御用達(ごようたつ)」、「老舗(しみせ)」、「失敗(しゅっぱい)」…
もはやそういう方言レベルではあると思った。

もしかしたら、"老舗の店"の略かもしれない。
もしかしたら、酸味を感じた幼児のモノマネだったかもしれない。

あと、自分は好きなものの話をしているときが一番楽しそうだと思った。
この日もお酒を飲んだ。

2/8(土)

酒を飲みに出かけていた。

2/9(日)

前日から酒を飲んでいた。
気づいたら朝だった。
酒はいいのだが、睡眠不足で体調が終わった。
いい加減にせねば、頭が爆発しそうである。

2/10(月)

20%程度の体調で出社した。
流石に顔色が悪いのか、ある程度心配された。
そしてこの夜も飲み会へ赴くのであった。
頭痛につき大きい声を出せず、空気だった。


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