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火の笛 土の詩

あめつちの便り「土の音」🎵
【火の笛 土の詩】

「火山土笛の会」の文集は、日本のオカリナ普及の心を伝える宝箱❣️

火山 久(かやまひさし)門下グループの一つ「助戸 火山 土笛の会」の編集発行(平成8年.1996)によります。

火山 久先生を「大トロル」と書いているのは、愛弟子であり石川県立音楽堂でも演奏して頂き大好評を博した 新井淳子さんの寄せ書き。

もののけ姫の「トトロ」も
トーベ・ヤンソンの「ムーミン トロール」も

大元は「トロル(Troll)」(北欧に伝わる不思議な生き物、或は妖精)なのです。

また、「夢追うおばさんの春」には、以下の言葉がキラキラ輝きます❗

 「青春とは 人生のある時期でなく

     心の様相である

  人は信念と共に若く

     疑惑と共に老いる

  希望ある限り若く

     失望と共に朽ちる」

         サミュエル・ウルマン 詩「青春」より抜粋

オカリナを始めたいと入室、実際続けている方々が、トキメキ煌めいている理由のようです。

火山 久先生ご自身の寄せ書きには、筆者宛にもお便りを頂いた九州のオカリナ演奏家、「日賀まり子」さんの思い出も記されていました。

《この愛すべき “土の笛”(オカリーナと呼ばれる)にとりつかれて早くも30数年も経ってしまったようだ。その間、いろいろな人々が通りすぎて行った。
中でも“火の国”九州から、まさに“火のように情熱的な女性”日賀まり子さん…(遂にプロの笛吹きになり、古代の石笛や、神事の土笛などもこなす)や
沖縄からわざわざ「土」を持って訪ねてくれたK氏(NHKのプロデューサー)、今もズーッと続けてトップの座に居る前橋の「新井淳子ちゃん」(何しろ中学生の可愛い頃からだから、今でも“ちゃん”と呼ぶ…見事なソリストである)などなど、忘れ得ぬ人々も多くあった》

    《表紙によせて》
オカリナに夢をのせて
少女が すいすと 空を飛んで行く

いいえ、とんでもない
落ちないように…落ちこぼれにならないように
必死に しがみついているのです

時には 火を吐くような 火の笛にのって
齢を忘れ 少女にかえって
オカリナの首に しがみついているのです

手をはなしたら…  もう…
握る しっぽは ないのです

時には 雪の中に 入っちゃって
何も見えないで 泣きべそかくけど…

雲をつきぬけた時
ほら お日さまが 輝いてるよ

たまには ゆっくりと 輪を描いて
鳥のように旋回してみよう

さあ みんなして心をあわせ
母なる大地から生まれ
火をくぐって焼かれた火の笛で

先生のおっしゃるように
心をこめて 静かに 火のように演奏しよう
火の笛で 土の詩をうたおう

    "ゴメンナサイネ"
あなたは 気づきましたか?
オカリナの裏表が ちがっているのを...
はじめに右向きを描いたのです
でも 頁の開く方向がよいと思って…
そしたら 逆になってしまったのです
穴数が多い方が 絵になるので
書きなおしませんでした。ゴメンナサイネ

この絵をみて 表も裏の表紙も女…
男いるんだけどナ… と男のHさん
ゴメンナサイネ

男の子と 女の子と二人
オカリナにのせればよかったかナ...
ゴメンナサイネ

P.S (私の大好きな ちひろの絵を かりてきました。)                                                    福田みさを

    筆者はオカリナフェスティバルで、福田みさをさんが80歳台の時の「アベマリア(シューベルト)」をお聴きしました。火山 久先生の指導を受け千回練習したそうです。感動ものでした。

曲がりなりにも、弊所「土の音工房」(Studio Claytone)は、火山先生の奥様を通じて、火山グループの流れのほんの一端を分けて頂きました。

小さな用水でも、同士の想いが大海でつながり、土の音で作るささやかな架け橋が世界を結ぶのを目指し、本年も研鑽を重ねたいと希います。万象感謝❣️

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【土の音】(食育のグリーンノート & 土の音工房)
http://green17.crayonsite.net
  ☆グリーンノート
http://www14.plala.or.jp/greennote/
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