古代エジプト展に行ってきたぞ
今回万代島美術館で開催している「古代エジプト美術展」に行ってきました!
連休中というのもあり、すごい人、人、人でした。
来場者週も現時点で1万人突破したという話でしたし、人気の高さがうかがえます。
◆印象に残ったこと
①古代の技術力の高さ
主に石像や石板などが展示してあったのですが、当時もちろん機械なんてものはなく、これをすべて手彫りしたのかと驚くほどの精巧さ
石板には人物や文字が細かく掘り込みされています。
また、実際の柱の展示もされていたのですが、その大きさにも驚きます。
人力でこの大きさの石を積み上げる技術力。
ピラミッドもどう作られたかと未だ多くの謎に包まれている建物です。
古代の技術力の高さと比例して謎も深まるところがロマンがあって魅力的です。
②カラフルで美しい美術品の数々
アクセサリーや壺などの展示品もありました。
印象に残ったのは鮮やかな色合い。
天然の石を加工しているのでしょうが、天然の石の青や赤の発色がとても良く、自然界にこのような色が存在するという驚きと、何千年経っても色あせない輝きと魅力
デザインも今の時代に販売されていても通用するくらい美しい。
指輪や指先ほどの置物の加工技術など小さなものに対しての技術力もすごい。
また、木棺の展示がされていたのですが、そちらに描かれている絵柄の発色もとても鮮やかです。
どうやったらこんなに鮮やかなまま後世に残せるのか不思議で仕方ない
③ミイラや棺などが実際に見れる
左足と少女の頭のミイラが展示されていました。
作品の劣化を防ぐために写真撮影NG
他の展示品のところよりも暗い照明で展示されていました。
実際に生きていた人なんだよなと思うと少し恐怖感も感じつつ
このように何千年前の人がちゃんとした形で残っていることに驚く
④現代の技術で明らかになること
遺跡をドローンやスキャナーを使用しデータ化
データで遺跡を再現することで、現地に行かずとも遺跡にアクセスできるという試みの紹介がされていました。
また、遺跡の断面図のデータも見れるそうです。
模型の展示もされていましたし、
現代ならではの技術を使って古代の文明にアクセスできる試みが面白いと思いました。
まとめ
古代エジプトのことは、ツタンカーメンやピラミッドなど所謂有名なものしか知識がない状態で鑑賞しましたが、
幅広い分野の展示や芸術に触れることができとても良い時間を過ごすことができました。
実際に美術品を鑑賞したことで、古代の技術力など謎が深まるばかりですが、そういったロマンも含めてこの時代がとても魅力的に感じました。
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