【S15 最終118位(R2107)】持久力ブリ始動【ポケモンSV】 - この1年を振り返って
みなさんはじめまして!社会人ポケ勢のおすずと申します。
SVからランクバトルを始めてS4で初R2000を達成、以降対戦を重ねてきました。仕事の関係で対戦数をこなせない月もありましたが、最終3桁を7回、R2000を4回達成してきたことは自信になりました。
そしてS15で念願のR2100を達成することができました!(最終2桁はお預け..)
R2000を達成して1年くらいが経ったので、備忘録的にも自分の考えを残しておこうと思い、この記事を書くことにしました。
構築紹介も載せているので、必要に応じて飛ばして読んでください。
S15 最終結果
並び/レンタル
構築経緯
S14はランドライコサイクルを使ってR2000を達成したのですが、S15中盤まで同じ構築で潜っていたところ、タケルライコの性能が知られ始めたりランドロスが氷テラバで無限にカモられ始めたので、S15は別の構築でチャレンジしてみようと思いました。特にBIG6と呼ばれるようなスタンパで最後まで潜ったことがなく、せっかくなら型読みされにくい使用率上位の並びでチャレンジしてみようと思い、模索を始めました(S14の構築記事の傾向的にチョッキアシレーヌ強くね?と思って試していた時期もありましたが、結局以下を理由に構築ができていきました)
S14を振り返ってみると、初手頑丈ブリジュラスが多く結果を残しており、S15はこのブリジュラスを対策したポケモンが初手に出てきやすいと感じたため、そこを逆手に取ったHbD持久力ブリジュラスを初手に置いて起点作成をしてみることにしました。今回の並びだと頑丈と誤認させることができ、とても有利に試合を運べました。
この持久力ブリジュラスはサーフゴーとランドロス、ラティ兄弟、電磁波を拒否できるカイリューなどを苦手とする(打点ない/起点になる)ため、炎オーガポンとパオジアンを採用することにしました。炎オーガポンはママンサイクルの鉢巻パオジアンに対応できるかつ対面性能の高いHB型に、パオジアンは高火力枠として鉢巻型にしました。
ここまで物理偏重になっていたため、高速特殊枠として最速ブエナカミ、対面性能が高く相手の毒展開に選出できる毒テラスチョッキガチグマを採用。
最後に地面技を透かせるカイリュー枠としていい型を模索していたのですが、サイクル系に強く、選出しても腐りにくいゴツメアンコ神速型を採用して構築が決まりました。
結果的に構築が固まったのはほぼ終盤だったし、最終日夜は1,200位(R1900?)くらいからのスタートだったので、29日18時頃~1日4時頃まででレート200増やせたのは構築が刺さっていたからなのかなと思います。
個体紹介
パオジアン(悪)@こだわりハチマキ
性格:いじっぱり 特性:わざわいのつるぎ
実数値:155-189(252+)-101(4)-x-85-187(252)
つららおとし かみくだく せいなるつるぎ こおりのつぶて
A-特化
S-準速
B-端数
すべてを破壊する王。
中速・受け寄りの構築に選出し、悪テラスかみくだくを連打していました。
S12あたりでパオママンバレルを使っていたのですが、鉢巻とバレていても強く、このパオジアンが型読みされにくいスタンパに入っていたらもっと強いだろうなと思っていました。
特にブリジュラスでステロを撒いていると、ほとんどのポケモンに止められることなく突破できるのが最強でした。
技構成はママンバレルを使っていた時はふいうちだったのですが、鉄壁ブリジュラスや鋼テラス用に聖剣を採用。終盤は結構刺さってくれていた気がします。
選出率4位
ハバタクカミ(水)@ブーストエナジー
性格:おくびょう 特性:こだいかっせい
実数値:131(4)-x(個体値0)-89(108)-173(140)-156(4)-205(252+)
ムーンフォース シャドーボール めいそう みがわり
HB-A特化パオジアンのふいうち最高乱数切り耐え(6.25%)
S-最速
C-余り
BD-端数
主に晴れパ相手やスイーパーとして選出していました。
みがわりがとても優秀で、あくびやでんじはを拒否できたり、天候を枯らすことができたり、相手のテラスを確認できたり、ふいうち択に持っていったり、勝てる可能性を上げてくれたなと思います。
他にもめいそうから全抜きを図れたり、とても器用に活躍してくれました。
同速勝負は避けられないですが、オーガポンが突破してくれたり削ってくれていると戦いやすかったなと思います。
選出率3位
カイリュー(無)@ゴツゴツメット
性格:いじっぱり 特性:マルチスケイル
実数値:197(244)-204(252+)-116(4)-x-121(4)-101(4)
しんそく じしん アンコール はねやすめ
HAカイリュー(みなさんご存知の型のため省略)
この枠はスケショだったり残飯竜舞だったり色々と試していたのですが、ゴツメで物理相手を削ったりアンコールで相手を縛ったりなど、起点になりにくく器用な立ち回りができるこの型に落ち着きました。
サイクル系にもある程度強く、選出しても腐りにくいのが個人的にはとてもありがたかったです。原点にして最強。
選出率5位
オーガポン(炎)@かまどのめん
性格:わんぱく 特性:かたやぶり/おもかげやどし
実数値:185(236)-140-144(212+)-x-116-138(60)
ツタこんぼう ウッドホーン じゃれつく アンコール
HB-A特化鉢巻パオジアンの悪テラスかみくだく高乱数切り耐え(12.5%)
S-準速ブリジュラス抜き
ブリジュラスが初手を突破するとだいたいハバタクカミが来たので、2番手要員として多く選出していました。鉢巻パオジアンの悪テラスかみくだくをほぼ耐えるので、ママングライ系統にも出しやすかったです。
じゃれつくを採用することでカイリューや悪ラオス、タケルライコ、ラティ兄弟、トドロクツキなどに強く出れたのが最高でした。
最後の技はでんこうせっかやつるぎのまいなども使っていたのですが、あまえるカミに抗ったり持久力ブリジュラスを縛ったりできるアンコールに落ち着きました。ただ炎タイプには打点がなくなるので注意が必要です。
選出率2位
ガチグマ(毒)@とつげきチョッキ
性格:ひかえめ 特性:しんがん
実数値:213(196)-x(個体値0)-141(4)-198(196+)-86(4)-86(108)
ブラッドムーン ハイパーボイス だいちのちから しんくうは
C-11n
S-麻痺した100族抜き
H-余り
BD-端数
結構前から使っていた個体で、対面性能がありながら毒菱系統に強く出れることもあり、主にキラフロルやオオニューラなどの毒菱展開に選出しました。並び的に毒タイプがおらず毒菱が通りやすいこともあったので、初手テラスをすることで相手の認識をズラし有利に展開できたかなと思っています。最終日そこまで多く当たらなかったので諸説はありますが、、
選出率6位
ブリジュラス(妖)@オボンのみ
性格:わんぱく 特性:じきゅうりょく
実数値:197(252)-125-173(60+)-x-110(196)-105
ヘビーボンバー ボディプレス でんじは ステルスロック
H-ぶっぱ
B-A特化ウーラオスのインファイト確定耐え
D-C特化眼鏡ハバタクカミのムーンフォース確定耐え
この構築のスタートでありMVP。
構築経緯で先述の通り、初手に電磁波を拒否するポケモンが多く出てこなかったので安定してでんじは→ステルスロックを撒くことができ、状況によってはオボンを食べつつボディプレスで初手を持っていく→あとから出てきたブエナカミのムンフォを耐えてヘビボンで突破、という、この子で2匹倒すことが終盤はよくあったので、だいぶ有利に試合を運べました。
サーフゴー入りやランドロス入りには投げにくかったですが、サイクル系であればカイリューとセットで選出することでステロを撒いて有利に展開できました。ただ特定のポケモンの起点にはなりやすいので、そこは注意しながら立ち回る必要があります。
ちなみに、たべのこしで使っている時期もあったのですが、たべのこしは強いアイテムである反面、発動すると耐久型であるとバレてしまうので、ねこだましやとんぼがえり、ステロなどで少量のダメージが入った時でも型バレしにくいオボンのみが個人的に優秀だったんじゃないかなと思います。
選出率1位
基本選出:ブリジュラス、オーガポン、ハバタクカミ
僕がどうやって勝つことを学んできたか
SVから始めて、僕以上に速く・安定して・高順位の結果を残されている方は多くいらっしゃいますが、備忘録的にも残しておこうと思います。伸び悩んでいる方の参考に少しでもなったら嬉しいです。
①配信をたくさん観た
(最後に追記)いろいろ書いたんですが、結論僕は配信で学んできました。笑
前提として、量が質(結果)を生むと思うので、可能な方はたくさん対戦をしてもらいながら学んでいくことをオススメしますが、仕事をしている以上対戦できる時間が限られてしまうので、移動時間など隙間時間でできるだけ配信者の配信を見るようにしました。ここでの目的は後述する「環境や流行を把握すること」と「上手い人のプレイングを見ること」です。
もちろん前シーズンの構築記事を読み漁って把握することも大事だと思いますが、配信は環境や流行を鮮度高く把握できるし、上手い人のプレイングも見ることができるので、とても良い教材です。プレミした時も配信中に「こうすればよかった…」と話してくれていることが多いので、自分の見えない勝ち筋などもたくさん学ぶことができるなぁと思います。
※丁寧に作られた個体紹介動画よりも、配信の方が学べると個人的には思います。
②安定行動と読み行動のタイミングを知る
そんな中で、勝負をかけるポイントも意識的に見るようにしました。安定行動だけで勝てるほど簡単なゲームではないのはわかっていたので、上手な方がどこで釣り交換をしているのか、どこで交換読みで技選択をしているのか、中間択とはなんなのか、など見て学んでいきました。
過去に”有利な試合展開だったのに深読みしすぎて気づいたら負けていた”ことがあったし、そういう経験がある方もいるのかなと思うので、参考にしてみてください。
③選出方法を知る
良い構築を使っても、相手に合わせて最適な選出ができなければ負けてしまうのがポケモンの難しいところ。この点も上手な配信者の選出を見て学ぶようにしました。「このポケモンが刺さっている」「このポケモンだと対応できないからこのポケモンを連れていく」「最後にこのポケモンがいたら安心できる」など、決めていく過程を見ることができるし、意図を持った選出ができるとプレイングも安定してくるなぁと感じるので、学びながら実践していけると上手くなるのかなと思います。
初心者が勝つためのポイント
どうやったら勝てるのかの基礎を学んでいった上で、自分(初心者)が勝てるためにはどういうポイントを考慮するといいか僕なりに考えてみました。
①相手の認識をズラす
初見殺しの一発屋ではなく、役割を持たせつつ型や選出順を少しズラすことで試合展開を有利に運ぶイメージです。今回の僕の構築で言えば「初手ブリジュラスは頑丈CSだろう」と相手に思わせられたことは、安定して勝てた1つの要因だったのかなと思います。実際耐久型は後発から出てくることが多い気がします(僕も相手次第では後発から出すこともありました)
ただ、相手の認識をズラすためには「環境や流行を把握すること」が重要になってきます。そのポケモンの型だったり並びだったり「こういう並びの〇〇はこういう型だろう」が1つでも多くわかっていると戦いやすいです。
終盤で環境が大きく変わったり、ランク帯で流行りがあったりするので、そういうのも把握できていると戦いやすいのかなと思います。
②上振れが狙えるポケモンを使う
運ゲを狙え!と言いたいのではなく、自然と採用した技構成に上振れる要素を含んでいると勝てる可能性が上がるよね、という話です。
例えば今回の僕の構築だと、
つららおとしの怯み(外しもあるけど)
かみくだくのBダウン
ムーンフォースのCダウン
シャドーボール/だいちのちからのDダウン
でんじはの麻痺(外しもあるけど)
ツタこんぼうの急所
は上振れ要素があるし、実際助けられた場面は多くあったと思います。
そういう意味では、命中安定かつ自然と採用できる技の複数に上振れ要素がある「ハバタクカミはデデデ」なんだと思います(Shogunさん引用🙏)
③基本選出ができる構築を目指す
これは多くの方が言っているとは思いますが、基本選出ができるとプレイングの迷いも減るし何より立ち回りが安定するので勝率が上がります。変な読み行動(上手ぶりプレイング)とかも体感減る気がしました。
また、複雑な展開になりやすいポケモンたちを使うとプレミする確率が上がるので、受け寄りの構築は初心者にはおすすめできないかも?と個人的には思ったりします。慣れないうちは上位のレンタルから派生させてみるのがいいのかもしれないです。
勝てるようになりたい方へおすすめの記事たち
最近お見かけして良いなと思った記事たちです!
※勝手に紹介してすみません!必要に応じて削除します🙏
最後に
初めてR2100を達成できて嬉しいです!インフレシーズンだったので最終2桁はお預けになってしまいましたが、社会人としてなかなか時間を割くことが難しい自分にとっては十分すぎる結果でした。プレイングはまだまだで、いまだにプレミはたくさんするし、ポケモンの型も十分に把握できていないけれど、これからも楽しみながらランクバトルやっていきたいと思います。
最後まで読んでいただきありがとうございました!
※追記:YouTube始めました!
配信をきっかけに上手くなったので、僕も今回のR2100達成を機に配信していきたいと思いました!(機材準備します)
→3月7日から始めました!よかったらチャンネル登録お願いします🙏
24/3/20 構築記事に関する動画をUPしました!
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