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一路一想 #9

秋の自然や風景を探しにいくという言葉では私の感覚を的確に表現しているとは思えません。

変人に思われるかもしれないですが、最も近い表現は「秋の匂いを嗅ぎ分ける」だと思います。

空気の匂いが徐々に夏のときのそれと違ってきます。雨の匂いを感じたことはありませんか?あの感じに近いです。

金燦々

同じく鼻で感じるものに、「冷たさ」があります。

息を吸ったとき、入ってくる空気に触れて鼻の奥がきーんと冷えるのを感じたときに、自然を見渡し、その場の風景と絡めて作品をつくっていきます。

書き言葉で伝えるのは難しいです…。まだまだ練習が足りません。

でも、自分の感覚を信じて、山古志を流れる時間と向き合っていきます。

彼岸花咲く道

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