一路一想 #8
ススキが風に揺れているようすを見ると、歌っているのだな、と感じる。
自然は人間と違うから、まわりにたいして自分の行いの意味を求めたり、それに名前を付けたりすることはない。
けれど、同じ場所にいて、同じときを過ごしている仲間であるから、私は自然を「まるで人間」であるように見ている。
それが、新しい見え方へと続くのか、見方を狭めてしまうだけなのかは分からない。
そのような距離感で今日も一路一想を続けている。
ススキが風に揺れているようすを見ると、歌っているのだな、と感じる。
自然は人間と違うから、まわりにたいして自分の行いの意味を求めたり、それに名前を付けたりすることはない。
けれど、同じ場所にいて、同じときを過ごしている仲間であるから、私は自然を「まるで人間」であるように見ている。
それが、新しい見え方へと続くのか、見方を狭めてしまうだけなのかは分からない。
そのような距離感で今日も一路一想を続けている。