一路一想 #3
ネイチャー写真家が自然の中に身を置いて宝物を探すように、私は、山古志の道という道を歩き、山古志に流れる時間を写し撮りたい。
「一路一想」にはそういう思いを込めています。
道は、これまでに幾度の季節を巡り、土地の人に踏み歩かれてきました。
それは山古志の時間と共に生きてきた存在であるということもできるのではないでしょうか。
場所と場所をつなぐだけではない、出会いと人とをつなぐものであると思います。
この先を行けばどんな出会いが待っているのだろう。そんなことを考えながら今日も、まだ出会っていない山古志の道をさがすのです。