一路一想 #1
ごあいさつ
皆さん、初めまして。
風景写真家の廣瀨 翔(ひろせ しょう)といいます。この記事を目に留めてくださりありがとうございます。
このnoteでは、私が撮影に通う新潟県長岡市「山古志(やまこし)」の写真と、それに込める思いを書き綴ります。
私は「山古志に流れる時間」を感じるとき、その兆しを見逃さずに写したいと考えています。それはドラマチックな大きな風景かもしれないし、足下の小さな物語かもしれません。道という道を歩き回り、見つけた兆しを表現したいという思いがタイトルの「一路一想」に込められています。
里の自然の美しい姿や先人から受け継がれる棚田棚池の風景、そしてこの地域で生きる人達の優しさや強さなど、いま山古志にある いろいろな風景を追って写していきます。
「山古志を訪れて写真を撮ってみたい!」と思っている方に役立ていただけるような情報も加えていくつもりです。
毎週1回noteを投稿していきます。(全部載せるまで続けられるのか…)続けて読んでいただけると嬉しいです。よろしくお願いします。
今日の一路一想
竹沢集落の「一本杉」
スキー場の脇の道から進んでいくと出会えます。冬季閉鎖を除いた期間は自由に訪れることができます。
近くに駐車場があり、写真を撮る人や景色を見に訪れる人のために整備されている場所です。
一年中 日の出のシーンでは逆光になるため、減光やゴースト対応が必要です。杉の木を望遠で切り取る場合はそれほど神経質にならなくてよいと思います。
6月から9月頃にかけて、湿度の高い朝には雲が湧き谷の間を流れてきます。刻一刻と雲の状況が変化していくので色々なパターンを試して撮るのがよいです。
この写真を撮ったときは日が昇り光芒が射すドラマチックな瞬間ではなく、それより前の、山古志が目覚める期待感が感じられるような時間を切り取りました。完全に個人の好みですが、私はこの時間が好きなんです。
読んでくださりありがとうございました。
これからの投稿を通して山古志と生きる時間を感じに訪れたいと思ったり、興味を持ってくださる方が増えると嬉しいです。