タンカーに対する要望(逢坂誠二の徒然日記)
【25年1月11日 『逢坂誠二の徒然日記』8046回】
夜明け前の函館は晴れ、氷点下3度。日中も晴れ、3度になる見込みです。各地で大雪、荒天になっていますが、函館は年明け以降、ずっと穏やかな天候が続いています。
1)タンカーに対する要望
昨日の恵山の満潮は午前11時前でした。この時間を狙って座礁したタンカーの引き出しを行いました。しかし残念ながらタンカーはピクリとも動かず、昨日の作業は中断となりました。この中断を受け、今後の方針は今のところ以下です。
*明日までに燃料油および生活水300トンを抜き取り
*早くて12日の引き揚げ
*12日に引き揚げできなければ、13日に積荷200トンを抜き取り
*14日の大潮での引き揚げを目指す
*14日での引き揚げが難しければ、さらに積荷の抜き取りを検討
積荷などをもっとたくさん抜き取るべきとの見方もあるようですが、タンクローリーの最大容量が30トンであることを考えると、大量の抜き取りは簡単なことではないとも思われます。
また昨日は、函館海上保安部の藤吉部長と直接面談。さらに中野国土交通大臣とは電話面談をさせて頂きました。私からこれまでの海保などの関係者の対応に感謝すると同時に、以下を要請させて頂きました。
*地元の漁師さんをはじめ関係者の皆さんが安心できるよう迅速な対応
*事故原因の究明と再発防止策
大臣からは事務方にも指示をした旨の連絡を受けておりますが、これ以上、油の流出が広がらず、早い時期にタンカーが離礁できるよう取り組んでもらいたいものです。
【25年1月11日 その6349『逢坂誠二の徒然日記』8046回】
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