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補正審議はできるのか/逢坂誠二 #7619

【23年11月11日 その5922『逢坂誠二の徒然日記』#7619】
昨夕、帰函し、今朝は函館の朝です。夜明け前の気温は2度。空全体に雲が広がり、星は見えません。多少強い風が吹いています。日中も6度までしか上がらず、雪のち晴れの見込みです。いよいよ来たか、そんな雰囲気です。

1)補正審議はできるのか
昨日、補正予算案が閣議決定されました。一般会計の追加歳出は約13.2兆円で、大型補正です。「デフレ完全脱却のための総合経済対策」と銘打っていますが、あれもこれも詰め込んだ印象で、補正に相応しい内容なのか十分な検証が必要です。補正は、20日に国会に提出されます。

一方、神田財務副大臣は、税金を滞納し、4度差し押さえを受けたことを明らかにし、昨日の委員会で「滞納の問題について国民におわびを申し上げたい」と陳謝しました。その上で、4度の滞納分以外も含め、過去の納税に関する事実を精査し、報告する考えを示しました。

自分の滞納の状況を即答できないほど、複雑な滞納状態なのかよく分かりませんが、呆れるばかりです。しかも神田副大臣は税理士なのですから、全く理解に苦しみます。

神田副大臣は、「議員の職務が忙しい」ことを滞納の理由としています。

あたかも忙しくてうっかり忘れたかの言い分ですが、差し押さえに至るまでには、税務当局と相当なやりとりがあります。そのやりとりをしても納税されないから、差し押さえに至っているのです。忙しいなどは、全く理由になりません。

こんな不適切な方が、予算と税のナンバー2として居座った状態で、補正審議などに入れるとは思われません。

さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.11.11===

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