金融政策の選択肢が無い/逢坂誠二 #7580
【23年10月3日 その5883『逢坂誠二の徒然日記』 #7580 】
夜明け前の都内、空には雲がほとんどありません。気温17度、ヒンヤリ感が一層強くなっています。日中も晴れ、27度の予報です。
今日は党本部で役員会などがあります。夜は、立憲ライブです。
1)金融政策の選択肢が無い
昨日の東京外為市場で円相場は1ドル=149円82銭。去年10月下旬以来、およそ11か月ぶりの水準まで円安が進み、今年の最安値を更新しました。
同じく2日のニューヨーク外為替市場でも、円相場は一時、1ドル=149円88銭まで値下がりして、こちらも今年の最安値を更新しました。
円相場が1ドル=150円に迫っています。
アメリカでは、製造業の景況感を示す指標が堅調、金融引き締めが長期化するとの見方が広がり、長期金利が一時、およそ16年ぶりに4.7%を超えています。日米の金利差の拡大がさらに広がる可能性もあり、円を売ってよりドルを買う動きが強まり円安が進みました。
アメリカは金融引き締め、日本は金融緩和の継続、両国の金融政策は真反対となっており、今後も円安状態は続く可能性大です。生活に必要な多くのものを輸入に頼っている日本の国富流がさらに高まることになります。
今の日本で、簡単に金融引き締めを行えば、金利が上昇し、多額の債務を抱える日銀も政府も利払の増加で大変なことになることが想定されます。また株価も下がる可能性もあります。
八方塞がりで金融政策の選択肢が無いのです。アベノミクスの副作用が明確です。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2023.10.3===
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