端末とシステム障害/逢坂誠二 7876
【24年7月25日 その6179『逢坂誠二の徒然日記』7876回】
夜明け前の都内、薄雲が広がっていますが、雨の雰囲気はありません。気温26度程度。日中は雨時々晴れ、34度の予報です。
1)端末とシステム障害
先日、ウィンドウズを搭載したパソコンなどの端末が使えなくなる大規模なシステム障害が発生し、世界の航空機の運行などに大きな支障が出ました。
IT機器は便利なものです。私は、iPad、iPhone、Apple watchに依存して仕事をしています。これらが機能しなければ大変なことになりますので、丁寧にバックアップ取った上で、予備機器も準備しています。個人のレベルでできる対策は、できる限り行なっているつもりです。
しかし私が利用しているネットワーク全体のシステム障害が発生したらお手上げになることは明らかです。このネットワーク障害への対策は、私個人で講ずることはできません。
一方、今回の障害はネットワークではなく、850万台の端末が影響を受けたとのことです。
セキュリティーソフト会社が、顧客企業にインターネット経由で配布した更新ソフトに不具合があって、多くの端末に異常が発生したのです。
これまで私は、端末そのものの不具合、ネットワークの不具合、この二つに対する障害に気遣いをしていました。しかし今回の事例は、これらとは別の内容です。配布されるソフトの不具合に加えて、共通の端末を数多く使っていたことで障害が広がることになったのです。
いくつかのパターン分けをして障害の発生を前提とした対策を講じなければなりません。利用する機器やサービスを分散化することも検討課題です。
ITは便利なものですが、厄介な時代になったとも感じます。IT機器が使えない場面も想定しつつ、改めて対応策を考えてみます。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.7.25===
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