備蓄米の活用(逢坂誠二の徒然日記)
【25年1月26日 『逢坂誠二の徒然日記』8061回】
午前6時の函館、東の地平線がすでに明るくなっています。雲はありません。氷点下1度程度。日中も晴れ、5度程度になる見込みです。
1)備蓄米の活用
昨年来、米の価格が上がっています。コメ作り農家の皆さんは、生産費用が捻出できると安堵していますが、消費者や弁当屋さんなどは大変な状態です。
私は米の販売価格を落ち着かせるため、備蓄米の活用を昨年から農水省に提案しておりました。実際に備蓄米を放出するかどうかは、慎重な判断が必要ですが、いざとなったら備蓄米を活用するという農水省の姿勢が明確になれば、販売価格の安定化には寄与すると思われます。農水省には、備蓄米活用の可能性を示唆することだけでもすべきだとお願いしておりましたが、米の量は足りており、新米が出回れば価格は落ち着くの一点張りでした。
ところが24日やっと、農林水産大臣が、市場に安定的に供給するために備蓄米の活用を検討する考えを示しました。今後の制度の運用の仕方にもよりますが、これによって価格の安定化には寄与する可能性が出てきます。
国内で必要な米の量を確実に確保すること。
生産費が捻出できる価格とすること。
米価格の高騰を抑制し消費離れを防ぐこと。
これらを念頭に置きつつ、今後の米政策を考えなければなりません。そこで以下を柱として、今後の展開を進化させます。
1. 所得補償を強化し、安定的な生産を確保する
目的: 農家が適正な収入を得られるようにし、安定した米の生産を確保する
2. 米の輸出促進による市場の拡大
目的: 国内で余剰となる米を有効活用し、価格の安定化を図る。
3. 米の需給調整政策の転換
目的*減反政策の限界を克服し、柔軟で効率的な需給調整を実現
4. 消費促進策の展開
目的:国内の米消費を拡大し、価格の安定と消費離れを防ぐ
【25年1月26日 その6364『逢坂誠二の徒然日記』8061回】
==逢坂誠二への個人献金はこちらです。==
#逢坂誠二 #おおさか誠二 #立憲民主党 #立憲 #立民 #政治家 #国会議員 #衆議院議員 #函館 #五稜郭 #日記 #米価格 #備蓄米 #米政策