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国会が動く(逢坂誠二の徒然日記)

【24年12月18日 『逢坂誠二の徒然日記』8022回】
昨日は札幌で用務に対応した後、本会議に備え上京しました。夜明け前の都内、西には月、東の地平線は赤くなっています。1度程度。日中も晴れ、13度程度の見込みです。

臨時国会の会期が24日まで延長される見込みです。これで年末の予定がすっかり狂ってしまいました。再度、計画の練り直しです。

1)国会が動く
昨日、衆院で自民党の裏金とも言える「政策活動費」を廃止する法案と旧文通費を公開する法案が可決されました。10月の衆院選挙の結果によって、今まで動かなかった課題が動き出したのです。多くの皆さんには、一票の力で社会を変えらえることを実感して頂きたいと思いますし、一票の力でしか社会は変えられないことも確認して頂きたいと思います。

2)市町村合併再考
先日、市町村合併のことに言及したところ、いくつかのご意見を頂きました。この問題でご苦労された方が多かったことの証左かもしれません。それぞれの地域で色々な取り組みがあり、多くの葛藤があったことと思います。一方で、今後の地域づくりの糧(かて)とするために、どこかの時期で検証、あるいは反芻のようなことをするのが良いと私は考えています。本当にこの問題には、翻弄されました。

3)国家主権と国民主権
昨日、田中秀征さんの本を引用して「国家主権」と書いたところ、「国民主権」の間違いではとのご指摘を頂きましたので、ちょっと説明します。

国家主権とは、自国の領域において他の権力に服することなく、国のことについては、よそからとやかく言われることなく決められる権利です。独立国なら当然に備えている支配権です。ところが日本には、この権利が十分に備わってはおりません。例えば日本の領空なのに、飛行機を日本の判断で飛ばすことのできない空域があります。その一つが横田基地周辺から新潟にかけての上空です。ここの空域はアメリカの管制のもとにあります。
つまり国家主権が及ばないのです。私は、日本が独立国として、国内のことは国内で決められる権利を持つべきだとの立場です。だから湛山の言う「国家主権の尊重」に同意しているのです。

国民主権とは、国の政治のあり方を国民が決める権利、または国民が主権者であることを意味する考え方です。つまり国内ことを決める主体は、国民であるということです。

国家主権と国民主権は言葉は似ていますが、別のものであり、私にとっては両方が大切なものです。

【24年12月18日 その6325『逢坂誠二の徒然日記』8022回】
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