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批判ばかりは印象操作(逢坂誠二の徒然日記)

【24年10月21日 『逢坂誠二の徒然日記』7964回】
夜明け前の函館、今日も西の空に月が見えます。4度程度で寒さを感じます。日中も晴れ、16度と昨日よりは気温が上がる予報です。

1)批判ばかりは印象操作
「日本という台所で、カビが発生しているのが見つかった。知っているのに隠していたらしい。周りから清潔にしなさいとの助言も過去に何度もあったがその都度ごまかしていた。
まな板は雑菌だらけ、包丁は研ぎすぎてちびてきた。お湯をかけるだけの調理?しかできない状況。古い台所なので、さすがに建て替えが必要。まともな温かい家庭料理を食べたいのなら、先ずはカビの清掃除去根絶が何より最優先。これなくして調理は始まらない。至極当然な理屈。だから口を酸っぱくしてカビ掃除をしろと言っている。」

これは食品に関わる会社の社長さんからのメッセージの一部です。野党が批判ばかりと言われるが、政権の問題点を指摘するのは当然のことです。この社長さんの指摘する通り、まともな温かい料理を食べたいなら、カビの清掃除去根絶をうるさく言うのは当然のことだということです。

国会の役割の一つは、政府の監視です。政府に不都合があれば、国会議員が政府の問題点を指摘するのは当然です。しかし政府は与党の議員で構成されます。その政府を、国会にいる与党の議員は批判しずらいのです。野党が批判しなければ、国会で政府をキチンと追求する人がおらず、国会の役割を果たすことができなくなります。野党が政府を批判するのは、国会の役割を考えれば当然のことです。(野党時代の自民党は、当時の政府を激しく、口汚く批判していました。)

もちろん野党は、批判だけをしているわけではありません。政策の提案もしていますし、国会での法案も8割以上は賛成しています。

野党が批判ばかりというのは、野党に追及されたくない政府や与党が振り撒いた、彼らに都合の良い印象操作です。こんなものに惑わされてはなりません。

【24年10月21日 その6267『逢坂誠二の徒然日記』7964回】
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