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公文書に向きあう(逢坂誠二の徒然日記)

【25年1月31日 『逢坂誠二の徒然日記』8066回】
昨夕、国会から帰函しました。函館市内で会合に出席した後、江差でも会合に出席し、今日は江差での朝です。昨夜は吹雪模様でしたが、午前5時の江差は、風もおさまり雪も降っていません。気温は氷点下1度程度です。日中も雪の予報で気温は1度程度の見込みです。

1)公文書に向きあう
森友事件に関連し、赤木雅子さんが、国に捜査の関連資料を開示するよう求めた裁判で、昨日、大阪高裁は、不開示とした国の決定を取り消すよう命じる判決を出しました。

赤木雅子さんは、2021年に財務省や近畿財務局が検察に任意で提出した文書などを開示するよう求めましたが、財務省側は文書が存在するかどうかも明らかにせず開示しませんでした。

2023年9月、大阪地裁は「将来の刑事事件の捜査に支障が及ぶ恐れがある」として訴えを退けたのですが、今回の控訴審は逆転勝訴です。

この森友事件で財務省は、森友学園に関連する公文書の改竄を行い、近畿財務局に対しても森友学園との応接録の廃棄を命じていたことが発覚しています。しかし事件の全容は明らかになっておりません。

赤木雅子さんは、2020年、夫の俊夫さんが亡くなったのは、文書の改ざんを強いられたからだとして、国等を相手取り、損害賠償を求める裁判を起こしました。しかし、2021年12月、突然国は、訴えを認めて賠償金を支払う「認諾」手続きで裁判を終わらせました。裁判も途中で打ち切られました。

とにかく国は表に出したくないことがあるのだと推測せざるを得ません。

またこの事件によって、国の公務員の公文書に対する杜撰な姿勢が露わになりました。

公文書に誠実に向き合わないという日本の病巣を正すためにも、国は控訴せず、当該文書を公開すべきです。

【25年1月31日 その6369『逢坂誠二の徒然日記』8066回】
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