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手元に残るお金を増やす(逢坂誠二の徒然日記)

【24年10月23日 『逢坂誠二の徒然日記』7966回】
午前4時の函館、雨は降っていませんが、路面が濡れています。17度程度です。日中は雨時々曇、20度の予報です。

1)手元に残るお金を増やす
この30年、G7の国の中で、唯一、賃金が上がらないのが日本、このことを多くの方が認識するようになりました。今の日本経済の問題点の一つは、国民一人ひとりの消費(個人消費)が伸びないことです。個人消費は、日本のGDPの6割余りを占めています。日本の経済を元気にするには、この個人消費を増やす必要があります。

消費を増やすためには、国民が自由に使えるお金(可処分所得)を増やさなければなりません。可処分所得は、収入のうちから税金や社会保険料などを除いた所得で、自分で自由に使える手取り収入、つまり手元に残るお金のことです。

手元に残ろお金を増やす方法は3つです。

  1. 賃金を上げる

  2. 必要経費を下げる

  3. 現金を給付する

1が王道ですが、全ての企業が簡単にできる訳ではありません。そこで、企業の税負担と社会保険料の軽減、現金給付などを組み合わせて、賃上げしやすい環境整備をします。

2の必要経費の中で私が以前から注目しているのは教育への支出です。今は所得による教育格差が生じていると指摘されており、給食の無償化を手始めに教育費を下げることが教育格差是正の面でも有効です。また子育て世代は、自由に使えるお金が増えた分を消費に回しやすいい世代です。(限界消費性向が高い。)したがって教育の無償化は経済的にもメリットがあります。ガソリン税の減免も効果があります。

3は、年金受給者や生活困窮者に対しては現金給付が有効です。

これら3つの手法を組み合わせて、皆さんの手元に残るお金を増やしたいと考えています。その増えた分が消費に回ることによって、経済活性化の呼び水になります。

【24年10月23日 その6269『逢坂誠二の徒然日記』7966回】
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