減税なのに評判が悪い/逢坂誠二 #7839
【24年6月18日 その6142『逢坂誠二の徒然日記』#7839】
午前4時前、雨音で目が覚めました。朝の気温は20度程度。終日、雨の予報で、日中は気温が下がり18度になる見込みです。1時間降水量は、10ミリをこえる時間もあるようです。
1)減税なのに評判が悪い
1998年の橋本内閣で減税が実施されました。しかしあまり評判が芳しくなかったと記憶しています。それ以来、約四半世紀ぶりに、岸田内閣で定額減税が実施され、今まさにその事務作業の真っ最中です。
私は、今回の減税は筋悪で、予算員会でも、さらに個人的にも総理に、「中止すべきだ」と進言しました。もちろん物価高対策は必要です。しかし個人への直接支援は給付で実施すべきです。減税と組み合わせると、仕組みが複雑になり事務作業が煩瑣になるばかりか、対象者の皆さんに不公平感が生まれます。天下の愚策になってしまいます。
昨日の朝日新聞の社説にも以下の言葉が並んでいます。
*借金頼みで効率の悪いバラマキ政策
*自治体や企業に多大な事務負担
*政権の人気取りを狙った愚策
給付に一本化すれば、コストも低く、事務負担も少なく、素早く実施できたのです。
岸田総理は今回、減税額を給与明細に明記させることにしました。これだけでも相当な事務負担になることを総理は理解しているのでしょうか。
本来、減税は国民が喜ぶべきものですが、これほどまでに評判が悪く、効果も不透明な政策をゴリ押しする総理の心根が理解できません。
理不尽な岸田総理、自民党政治を今、変えなければなりません。
さあ今日も、ブレずに曲げずに、確実に前進します。
===2024.6.18===
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