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四国歩き遍路の記憶#025 23日目 2006.3.17 大洲
こんにちは。
四国遍路の整理に挑戦中 とっつーです。
ここ数日分、遍路日記なのか、観光日記なのか、よくわからない様相を呈していますねぇ……
2006/3/17(金)の概要
天気:晴 16.8℃/5.1℃
札所:-
移動:徒歩14km + 電車 19km
宿泊:龍王荘(旅館)
起床:6:30 就寝:22:00
支出:8069円 収入:5円
せっかくなので大洲を観光します。
7:30~16:00 歩き遍路
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電車に乗って観光時間を稼ぐ
びしょ濡れだった靴と雨具は、一晩でしっかり乾いていました。
すぐ近くの卯之町駅から電車に乗って大洲へ。19km分=5時間弱を観光にあてても歩いたのと変わらない!と自分に言い訳しながら観光を開始します。
大洲観光
リュックは駅のロッカーに預け、ロッカーに入らない菅笠と金剛杖は持ったままで観光します。街の中で菅笠と金剛杖を持つことにも慣れました。
昭和レトロな赤レンガ館や思ひ出倉庫、おはなはん通り、臥龍山荘、大洲城と見てまわります。
途中、ガイドさんと一緒なのに観光客ぽさを感じない集団に遭遇。
ほとんどの人は2~3人で連れだっているが、1人の人がいたので声を掛けてみる。地元の人達で、皆でもう一度 地元を回ってみているのだという。ガイドさんも頼んで、皆で見ると新しい発見があるという。
素敵な老後だなぁ…って思いました。
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この日はお休みだったみたいです
臥龍山荘
地図には名前しか書かれていないのに、なぜか「ここ行こう!」と思った場所。昭和30年頃、ここで余生を過ごしたいと思った実業家が、構想10年・工期4年という歳月をかけて建てた山荘なのだそうです。庭も建物も、随所にこだわりが詰まっていて何時間でも居たくなる山荘でした。
2016年には重文指定されたようです。
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建物内は撮影禁止でした
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それよりも もこもこ 宿木がカワイイ!!笑
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大洲城
時間があるので行ってみたら思わぬ面白さでした。
天守閣は2004年に再建されたものなのですが、コンクリートではなく木造なのです!残されていた歴史資料を紐解き、この時代に木造の伝統工法で再建!なんて贅沢!!凄い!!
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真新しくて明るい!!
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職員さんから勧められた至徳堂にも行ってみます。
高校の敷地でもあるので、とりあえず大洲高校の守衛室に行ってみたらパンフレットをもらえました。
臥龍山荘を見た後ということもあり、至徳堂の建物自体は「ふーん」で終わってしまうのですが…茶道部と華道部の活動場所のようです。高校の部活動で、この環境で習えるのは贅沢だなぁ…。
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というか、石垣の上に高校が建っています
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移動経路
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< 十夜ヶ橋 >
橋では金剛杖をつかないというルールが生まれるきっかけとなった、弘法大師が橋の下で一夜を過ごしたという場所です。橋の下には横たわる大師像があり「野宿なさる方、納経所にてゴザをお渡しします。」との貼紙。が、風の通りが良すぎて寒すぎる…ので、お大師さまを真似るのは辞めました。
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風が通り抜けて震えあがります。
夏なら気持ち良いのかもしれない…
宿:龍王荘
かつては国民宿舎だったのかな?という雰囲気の温泉宿でした。
こちらは廃業されているようですが、内子町内へ行けば宿はたくさんあるはずです。
そう。ここは内子町の近く。
内子町といえば…鏝絵!!
重要伝統的建造物群保存地区でもあります。
もちろん明日、観光します(*´艸`*)
★各図の出典★
図1〜図3はネットから図を借用し作成しています。
※1: 「四国遍路」 基本情報|日本遺産ポータルサイト の 詳細(PDF)を加工して作成
※2: 歩き遍路のための「四国遍路」巡礼マップ | 聖地巡礼 四国遍路 | 回遊型巡礼路と独自の巡礼文化 の 一括ダウンロード(PDF)を加工して作成
日記の原文
note記事を利用して手書き日記のデータ化もしているのですが、私的なものをフルオープンもどうかと思い、原文は有料化という鍵をかけています。
自分にしか分からない書き方の部分は、補足を付けてあります。
記事を書くにあたって、間違いがないかを調べていたら……大洲城ではお城ステイというものをやっているらしいことを発見しました。お城に泊まるの、楽しそう!!
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