誤用でも「クリスマスイブイブ」が好き
こんにちは。とっつーです。
今回は、毎年この時期になると思い出すことを書こうと思います。
前にも少し触れたのですが、
初海外は小学3年生で行ったイギリス。
冬休みの間、親戚宅に滞在しました。
3時頃まで眠くならず、6時頃には目が覚める。
というとんでもない時差ボケがなかなか治まらず、最終的に、大人達が寝ている間も好きに過ごして良いことになりました。
ルールは
毎日、子供だけで夜更かししていることが
近所にばれないようにすること
要するに
・家の外に出ない
・静かにする
・煌々と電気を点けない
これを守っていれば、あとは何をしてもOK。
大人も寝静まった真夜中
クリスマスツリーの電飾だけが点いたリビング
他の人にはバレないようにこっそりと
絨毯に寝っ転がって毛布に包まりながら
音を絞ったブラウン管テレビを眺める
いろいろな非日常が詰まった
心躍る時間として記憶に焼き付いています。
(親の方針で家にテレビが無かったのでテレビも非日常でした。)
話している内容は殆ど理解できませんでしたが
クリスマスモードの異国の深夜のバラエティ番組は
テンション高く話すコメディアンを眺めているだけでも面白いものでした。
そんな中でハッキリと聴き取れたのが
12/23のオープニング
メリー クリスマス イブ イブ!!
それまでは「クリスマスまであと〇日!」とカウントダウンしていたのですが、23日にはこう言いました。
その後には、
A:なんだこの言い方?
B:24日がイブなら、23日はイブイブだろ?
A:22日はイブイブイブか?
B:そう!26日はイブイブイブイブ…って無理!
効果音:( ̄∇ ̄)ハッハッハ
といった感じのやり取りが続いたように思います。
(完全には聞き取れていないし、記憶の補整もあると思うけど…たぶんこんな内容)
絨毯の上を笑い転げました。
笑い声を出せない分、ゴロンゴロンと激しく転びまわりました。
その数年後、日本ではクリスマスイブイブという表現をよく目にし耳にした時期がありました。
クリスマスイブという表現が生まれた時代と現代では1日の概念が違うこと、そして「イブ」は夜のことだということ、それを分かっていない日本人特有の間違った言い方だからイブイブという言葉は使わないように。といった意見もよく目にしました。
最近はイブイブという表現を聞くことはあまりないような気もするけれど、12/23のことと通じる程度には認知されているような気も…どうなのかな。
イブイブと聞くと、深夜に笑い転げた時間が浮かんできて、思い出し笑いをしてしまいます。
日本人独特の誤用という意見を見ると、イギリス人も(誤用と知った上でだけど)同じ言葉遊びをしてたんだよなぁ~と、思い出し笑いに拍車がかかります。
言葉の本来の意味とTPOは押さえた上で、
あえて誤用することで遊ぶ。
そんなスタンスが好きです。
来週末にはいよいよ12/23がやってきますね。
みなさん、
よいクリスマスイブイブを☆彡
Marry Christmas Eve Eve!