祖父の米寿お祝いと6歳児
こんにちは、オホーツク。です。
12月26日、父方の祖父の米寿を祝う会が開かれました。この日が誕生日だったわけではないですが、自分が帰省しているタイミングで父が企画してくれました。
祖父母の家の近所のお寿司屋さんに一同が集まり、あれやこれや話ながら過ごしたわけであります。
88歳。
あらためて口に出してみると、大きい数字だなと感じます。1933年生まれということになります。はっきり言って、教科書のなかの時代という感覚です。NHKのファミリーヒストリーじゃないですけど、こういうことを意識すると過去の時代が急に身近に感じられたりしますよね。
そんな祖父は88歳の今も非常に元気です。
よく食べるし、よく飲む。本当によく飲む(笑)
口腔ケアが健康には一番大切なんてことも聞いたりしますが、
本当なんだなと実感させてくれる存在です。
この日もお寿司屋さんでビールと日本酒をいただいて、
お寿司もしっかり頬張っていました。
身体はあちこち痛んでいるようですし、お薬なんかもそれなりに飲んでいるはず。病院の先生にも診てもらったり、年相応に苦労はあるはずです。
でも、弱りつつある握力でワインボトルのキャップを開けようとしているのですから、もうお手上げです(笑)
結局豪快に笑って、冗談なんかも飛ばして楽しそうだから健康で長生きなのかもしれません。
きっとそれはだいぶ大きいと思います。
でも、それだけではないとも思うのです。
私のいとこにあたる、6歳のかわいいかわいい孫の存在が大きいのではないかと思っています。
この日の陰の主役は間違いなく、いとこでした。
もらったばかりの、サンタさんからプレゼントされたインスタントカメラのおもちゃ(と言うのかしら?)を手に携えてひたすらシャッターチャンスをうかがっているかと思いきや、マグロやかっぱ巻きをそれはそれはおいしそうに頬張る姿を見せる。醤油をつけすぎて母親に小言を言われる。ホタテチャレンジ宣言をするも、もじもじして結局食べなかったり(多分)。持ってきた絵本をおばあちゃんに一生懸命読んで聞かせたり。
刻一刻とさまざまな表情を見せるいとこはあの場にいた大人たちを間違いなく虜にしていました。やはり、こどもの無邪気さってかわいいもんです(笑)
もう成人している孫(私)と、まだ未就学児の孫。そして米寿のじいちゃん。この多様な人間がまちのお寿司屋さんに一堂に会したこの日。
僕はこの先忘れることがないでしょう。
また酒を飲もうね、おじいちゃん。
いつの日かキャッチボールしよう、いとこよ。
オホーツク。