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映画「ゆるキャン△」が最高だった件

アニメ「ゆるキャン△」の劇場版が公開されたので友人と観に行った。

実は僕は「ゆるキャン△」については一か月くらい前までタイトルくらいしか知らなかった。
最近アニメ本編を観終わったのだが、非常におもしろいので今では大好きな作品の一つだ。

今回は映画「ゆるキャン△」の感想について語りたい

1.みんなが社会人になった未来のお話

リンちゃんがおだんごじゃなくなったのも衝撃

「ゆるキャン△」は主人公志摩リン・各務原なでしこをはじめとした女の子たちが、文字通りゆるいキャンプをする作品だ。

映画については公式に出ているあらすじの範囲で話をしたい。

僕は予告動画なども観ず劇場へ行ってしまったので、映画の設定を知らなかった。
舞台はアニメ本編から数年後(10年は経過していないくらい?)の世界で、メインキャラたちは社会人として働いていた。
その時点で衝撃だった。

アニメでは山梨でのシーンがほとんどだったが、映画では日本各地のシーンが描写されていた。
社会人となったメインキャラたちの住んでいる街がバラバラになったことに由来している。
僕にとってなじみの多い街も描写されていて、思わず笑ってしまった。

「ゆるキャン△」の登場人物の名前が東海地方の地名にあやかっているのは有名な話だが、今回の新キャラたちも同様だ。

アニメで描かれた、力を抜いて自然と触れ合う雰囲気はそのままだ。
ただ歳月が経ったことによる一抹の寂しさはぬぐえない。
みんな社会人ということもあり、時間の流れも高校生の頃よりずっと早く描かれている。

「みんな大人になるんだな」
「思い出の場所も寂れたり、消えたりするんだな」
自然の描写を大切にしている「ゆるキャン△」だからこそ、「時は流れる」「年をとる」という自然なことをありのまま描いていると思った。

2.どのシーンも美しい

ちんちくりんだったなでしこが
スラッとした大人の女性になっていてビビった

メインキャラをはじめ魅力的な登場人物が物語を展開していく「ゆるキャン△」。
でもそれに負けないくらい、自然や生活の描写が本当に美しい。

富士山をはじめ、山々や川といった自然の雄大さを精密なタッチで描き出している。
またバイクのメンテナンス、洗濯物を取り込む、仕事をする……人が生きるということそのものも、また丁寧に描かれている。

アニメ映画であることを忘れるくらい美味しそうな料理シーンもあれば、時に凶暴な野生生物のシーンもある。

アニメという媒体ではあっても、自然やそこに暮らす生命(人・動物・植物)をできるだけリアルに描こうとしている情熱を僕は感じ取ることができた。

最後に

恵那ちゃんと愛犬のちくわの仲の良さも健在だ

僕は映画を観終わった後、すぐにでもバイクに乗って山梨へ旅立ちたい衝撃に駆られた。
それくらい、何かを揺さぶるものを与えてくれた映画だったからだ。

そして恵那ちゃん(CV.高橋李依さん)のハスキーな声が超最高なので、ぜひ映画館の音響で味わってほしい

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