予備線張ってますか?
おはようございます。秋晴れ最高の朝ですね。
Noteでの投稿が一週間を超えて、さて何を語ろうかな?と思ってきた10月。
プロミュージシャンがBBQで起業
音楽という目に見えないけど不思議な力を持っているアートの世界で生きる身ではありますが、世の中に適合した生き方はしないといけない訳で、それまで燻っていた起業をコロナのど真ん中で遂行しました。 今期で4期目になります。
まだ幼稚園児だった息子の世話をしながら、音楽の仕事を続けながら、介護もしながらの起業は信じられないほど壁だらけで、それでもなんとか4期持ち堪えたというのが今の感想です。
子供の頃に親父が週末になると庭で火を起こし、料理上手な母が仕込んだスペアリブを焼き、どこからともなく近所のおじさん達が集まってきて楽しい週末BBQをしていたことが記憶に強く残っていたこともあり、音楽と出張BBQというスタイルで会社を運んできています。
それまで音楽しかしてこなかったので、一般的なビジネスの知識には全く乏しいところから次々と本を読みYouTubeを最大に活用して最低限のビジネスの知識を得るところからスタート。
いつまで重い楽器や機材を運べるか? 不安定な音楽の世界で子供養って行けるのか?
を考えた時、ものすごくリアルに目を向けることになったのですね。
最低限のコストで始められて人を喜ばせることができて、人に求められる、という着眼点から辿り着いたのが出張BBQということでした。
店舗を構えるだけで数千万というお金がかかる、しかもコロナ以降外食文化が揺れている、というところから、BBQ機材と保管の倉庫代だけで先方と自分のスケジュールに合った所でのみ仕事ができるというのは、こちらの都合にすごくフィットしていました。
しかし、外でのイベントは今度はゲリラ豪雨や猛暑など様々な要因で簡単にキャンセルになってしまうことが多いことが判明。たくさんの食材を何度も無駄にして、この食材の使い道を考え出したのがレンタルキッチンでの店舗営業でした。
好きなことを少し延長するだけで出来るミュージシャンの起業、本線で稼げなくなった時のための保険として動いておくと役に立つ時がきます。
安心して音楽をできるのが一番の幸せな水曜日の朝でした。