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ジオパーク訪問記 No.1 支笏湖-洞爺湖-地球岬-登別地獄谷 その3【地球岬】編

ブラタモリで地球の成り立ちや地形に興味を持たれた方は多いでしょう。
私もその一人です。

退職して自由な時間を手に入れることができたので、自分の目と足で確かめるべく、訪問を開始することにしました。

🌏今回の訪問の概要

第1弾は、支笏湖-洞爺湖-地球岬-登別温泉を巡りました。2024年10月中旬です。

北海道の公式HPによると、今回の訪問先で正式にジオパーク認定されているのは洞爺湖だけなのですが、

残りの訪問地も、大地や地形の壮大さ、普段私たちが暮らしている一般的な土地の下に広がるマントルやマグマを感じさせるものでした。

🌏1.支笏湖 はこちらへ↓

🌏2.洞爺湖 はこちらへ↓


🌏3.地球岬

洞爺湖から登別地獄谷に向かう途中、室蘭市内に景勝地、地球岬があります。
洞爺湖ビジターセンターから車でほぼ1時間です。少し寄り道になりますが、天気も良かったので行ってきました。

北海道には南に突き出した「角(つの)」が大小2つあります。大きな方の先にあるのが襟裳(えりも)岬、西側の小さな方の先にあるのがこの地球岬です。絶対、景色がいいはずです。

地球岬は室蘭市にあるのですが、室蘭市については鉄鋼の町と中学校の時に習ったきり、それ以上のイメージが全くありませんでした。

実際に行ってみて、驚きました。天然の良港に美しい橋がかかり、風力発電の風車が並ぶ、私としては想像を超えた町でした。

1998年開通の白鳥(はくちょう)大橋 室蘭市HPより

室蘭市の中心部から地球岬展望台に行くルートは2つあります。室蘭駅で南に折れて岬に向かうルートは大型車は通行が難しそうな道になるのですが、途中に小さな展望台があります。

チャラツナイ展望所という名前でした。小さいため他の観光客はなく、蓬莱門の岩と静かな海を独り占め。秘密の場所を見つけた気分になります。

ここからあと少しだけ車を走らせると、地球岬展望「台」に出ます。大きな駐車場・売店・トイレがあり、展望台自体も立派です。観光客も多く、海外からと思われる人たちも来ていました。

駐車場側の眺め
左奥に港と風車の丘
海側の眺め 左から右に視線を移すつもりで3枚の写真をご覧ください
①左手
②中央
③右手

地球を感じられる絶景ですが、名前の由来は、アイヌ語で「断崖」を意味する「チケブ」に由来し、その後「チキウ」となり、現在では「地球岬」と呼ばれるようになったそうです。


素晴らしい景色で、遊歩道をゆっくり歩きたい所ですが、今回は暗くなる前に地獄谷を見たいので、そして温泉にもゆっくり入りたいので、登別へと向かうことにしました。

また来るよ!チキウ岬!


次回、この旅の最終目的地の【登別地獄谷】編に続きます。


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