地域活動を学ぶ連続講座@吹田 第6回「居場所プラン発表&修了式」+交流会
◾️今回の概要
大阪府吹田市立市民公益活動センター愛称「ラコルタ」が開講している連続講座『eNカレッジすいた』の第6回(11月9日)に参加してきました。
今回のテーマは、「居場所プラン発表&修了式」。
第4回の演習で「居場所プラン」の作成の仕方を学びました。今回は4〜5人のグループ内で発表し、その後全体で共有しました。
その後、利用可能な助成金の紹介、ラコルタの活用とサポーター登録のお誘い、修了式、運営スタッフも入られての記念撮影がありました。
また、自由参加の昼食をとりながらの交流会も準備されていました。
第1回から第5回までの記事のリンクを最後に載せています。ぜひ、ご参照ください。
◾️居場所プラン発表では、
5分の発表の後、5分で他のグループメンバーから付箋に書いたメモと共に質問やコメントを伝えます。これを人数分繰り返します。
このあと、各グループの報告として、ファシリテーター役のスタッフの方から指名を受けた1名の方がご自分のプランの概要と受け取ったコメントを話していただき、全体で共有しました。
研修を通して、初めに思い描いていた居場所プランをより現実的なものにできたという方、私のようにプランの原型が少し見えてきたという方がいらっしゃるのがわかりました。
◾️利用可能な助成金の紹介では、
吹田市市民公益活動促進補助金、吹田市子供食堂等運営事業補助金のほか2つの公益財団法人による助成について紹介があり、申請の仕方についてのサポートもしていただけるとのことでした。
◾️ラコルタの活用とサポーター登録のお誘いでは、
今回のような講座のほかに、会議室や印刷室などが借りられたり交流スペースが使えたりすること、講座修了生のLINEオープンチャット・メーリングリストを使っての繋がりの継続ができることが説明されました。
また、「ラコルタの目的に共感し、ラコルタの事業に関わってもりあげてくれる」サポーターの募集をされているとの案内もありました。(私のグループには以前の回の修了生の方がサポーターとして加わって励ましになる助言をしてくださっていました。)
これで終わりではなく、これから広げていくということですね。私の周りにいらっしゃた数人の方は、すぐに登録の書類に記入されていました。(私も登録しました。)
◾️修了式では
(修了証ではなく)「激励状」の配付がありました。
「今後も地域や社会と関わり、あなたにしかできないソーシャルな生き方を体現されていくことに期待します」という言葉がいいですよね。
◾️交流会では
会費制で自由参加の昼食を取りながらの懇親会です。
研修の会場であった会議室の机のレイアウトを変えて立食パーティー風の(実際には用意された席に座っていましたが)料理とお茶と紙皿、紙コップが並べられて始まりました。
「サプライズ」は、料理をケータリングしてくださったお店grinの店主の畑知子さんのお話でした。(ラコルタスタッフがお話を依頼したとのことです。)
ご自分の息子さんの24時間付き添い入院を長期間経験され、同じ立場にいる家族に、店頭で販売する価格のほぼ半額の350円で温かい食事を届けているとのことでした。 詳しくは下記↓記事に。
センター長のご挨拶の後、参加者全員が感想を話しました。第3回の「居場所づくりの現場を見てみよう」で訪れたヒトハコラボの本棚オーナーにすでになられている方がお二人もいらっしゃることがわかり感心しました。
また、手話を学ぶ学生と聾者や社会人の手話学習者をつなぐ活動をされている「先輩」からお話を聞いたり、ラコルタスタッフの方からこのお仕事に就かれた経緯を伺ったりでき、いい時間になりました。
◾️6回の講座全体をふりかえって
9月初めの申し込みからスタートしたこの連続講座も今回が最終回。
募集のフライヤーに書かれていた通り、
・参加型のカリキュラム
・コミュニケーションスキル
・出会いと仲間づくり
・活動につながるサポート
が特徴の、私にとってはとても値打ちのある研修でした。
激励状に書かれたメッセージにあるようにソーシャルな生き方をしていく材料を得られたと思います。
『eNカレッジすいた』とラコルタについては第1回の記事↓をご覧ください。
第2回~第5回の記事はこちら↓
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