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夢で高校にいたと思う。高校生の頃の友達が複数いたからだ。そしていつも通りかかる熱帯魚屋さんにいた。サンショウウオが展示されていたと思う。以前の夢では家のベランダがそのまま大きな水槽に変わっていて土と植物と水と死体が入っていた。部屋にもいたかもしれない。出窓のところが展示ケースになっている部屋。そんな部屋には住んだことがないし、近所の友達の家らしき場所も現実には存在しない。夢の中の家付近には実際にはない構造の地域が広がっている。海が広がっていれば水面を飛翔し物体を浮遊させる。夜は真っ暗な大学のキャンパスが広がっていてトイレに駆け込むことが多い。トイレは宇宙船の内部みたいになっていて便器が存在しない。熱いシャワーを浴びたりもする。
夢の話なんてもうこりごりだ。夢を見てばかりいる。毎晩毎晩、眠りが浅かろうと深かろうと夢を見ると言うのは最近の研究の結果わかったこと。自分はいつも夢を見るからって眠りが浅いと言うわけではないらしい。それでよかった。自分は疲れてないんだ。毎晩見る夢でも悪夢なんてない。ちょっと怖くなる夢はあるけど身構えることで怖い夢を見ずに済んでる。昔それはうずくまることで悪夢を回避していたと思う。いまは少し避けるだけで悪夢にはならずに済む。そんなことより今日は雨だね。せっかく暑くなったと思ったら雪が降るって予報だ。いまだに震える天気なのはちょっともうやめてくれないか。雪よ、雨よ、レインブーツが活きる日よ。僕は薄い上着を着ているからちょっと寒いんだ。ヘッドフォンはミントグリーン。matryoshkaをずっと聴いているよ。さっきまで就労移行支援だった。ジェスチャーゲームで連想ゲームしてゲームしたよ。相手チームは6点。ゆうまのチームは12点。連想するがままに当てていったから驚きの高得点さ。へっへーい。乖離が止まらない。夢を見ている。起きながら夢を見ているんだ。実感が湧かない。何にしてもそれらは夢での出来事なのさ。僕は現実感を得られない呪いにかかっている。もう20年にもなるよ。そろそろ夢が終わってほしいって望んでる。ヘルプマークをつけたらトラブルを回避できるのかな。一時期カバンにつけていたけれどもう何年も使ってない。区役所に行けば貰えるけれど、どうにも必要だとは思えない。自分の状態は結構悪目だけれど、以前の自分と比べたらとても良くなっている。その頃の自分の妄想具合はとても強く、家での生活環境もかなり悪い物だった。最初から二世帯住宅なんて作らなければ何の問題も無かっただろうに。祖父母を恨むことはないけれど葬式が来たら笑っちゃうな。親族の人たちは親切で彼らの死を悲しむだろう。おばさんは泣いていたし。お兄さんはしっかりしていた。
そんなことどうでもいいよ。冷笑的でありたくない。核のボタンを押すのに動揺しないとか想像してる。何が起きても僕は反応が薄い。何が起きても僕は笑うことが多い。まるでジョーカーさ。いつでも笑ってきた。危険な状況でも笑っていた。だから被害を受けてきた。笑ってしまう。くだらない、意味が無いからだ。アベプラで暴行賛成派のおじさんが喋る。3歳までに暴行しないと人間にはなれないと言うからだ。隣の戸塚会長も同じようなことを言う。僕は彼らを喜んで殺せる。特に意味はない。憎悪しかない。憎悪殺人だ。僕はテロや災害に歓喜していた。以前はインセル同然だったからだ。戸塚会長は別の自分だ。同じようなものさ。そこに激しい憎悪がある限りにおいて、僕らは無意味に争うのさ。くだらない。もう付き合いたくはない。暴力の連鎖め。もう時期駅に着く。早く着いてほしい。電車は苦手だな。きっと別の自分は今頃どこかの国を旅行中なのかもしれない。あの時遠くへ行っていれば。別の日常があって現実感も感じていたのかもしれない。夢の続く日々だな。いつまでも明晰夢(覚めない)。繰り返しの日々。現実感なし。夢だ夢。この世は夢だね。