2025/01/27(lun)
夢の中で支配者に脅されていた。誰もが抵抗できずにいた。榎本は関節を逆向きに折られ(それもみんな笑うしかない中で)、遂には頭も下を向く全身折り曲げの刑にあった。自分はどうにかしてその支配者から身を守ろうと、反撃手段を模索した。するとそいつの力を凌駕するくらいの攻撃方法を身につけた。そうして痛めつけられずに済んだ。力の反転は夢の中でよく起こる現象だ。例えば飛行してきたら落下し始めて、それでも飛行状態を維持するために夢の航行様式を変更する。すると飛んでいられる(あるいは長距離を一瞬で移動する能力を発揮するなどして飛行の不安定な感じから逃れる)(けれども瞬間移動すると自分のいる位置が把握できなくなり、夢の航行がうまくできなくなる)。夢の中では僕らはパイロットだ。状況をうまく把握して進む。それが叶わなければ埋没して夢に振り回される(何かの被害を被るなどして)。なので普段から意識的な生活を心がけることで夢の最中であっても意識が鮮明なまま夢を進めていられる。夢に支配されるか夢を支配するか、現実と変わらない。ただ夢の中では他人は全て自分の投影だ。現実では他人にはその人の中身がある。夢と現実の異なる点はそこに主体が不在するかしないかだ。