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【本当の敵は自分】結局は自身の行動あるのみ

2024年8月22日、Podcast番組「Oh my week」第131回を配信しました。
今回は「一次情報を取り、こなしタスクにならないこと」についてお話ししました。
↓AIによる文字起こしは下にあります。

西野誠 / にしのまこと
株式会社Oh my teeth 代表取締役CEO 1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップ「オープンロジ」にて創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社し、大規模基幹システムの開発業務に従事。2019年10月、株式会社Oh my teethを共同創業。Onlab21st優勝。ICC D2Cカタパルト2022優勝。ICC DXカタパルト2024優勝。Forbes NEXT100 2024選出。

Nishino:おはようございます!Oh my teeth代表のNishinoです。

Akari:Akariです!Oh my weekは1週間で見つけたOh!な出来事・トピックをゆるく掘り下げビジネスや日常のヒントを探っていく番組です。木曜日、おはようございます。
前回の配信で即行動をすることが大事で、そのためにはどうしたらっていう話があったと思うんですけど、西野さんが実際になんかされたことってありますか?っていう話ができればと思います。


最近の即行動した話

Nishino:ちょうど最近、ストアの周りの店舗に挨拶回りに行きました。何でかって言うと、結構シンプルでOh my teeth今ユーザーさんを増やしたいっていうので、仲間を集めたいと思ってるんですね。要はできるだけOh my teethのことを知ってもらって、理解して矯正をスタートしてほしいと思っていて。で、そうなったときに、結構近隣のストアってあるじゃないですか。Oh my teethだと5店舗あるんですけど、その周りの方、そもそも来てくれているのかな、知ってくれてるのかなっていうとこがあって。じゃあ調べてみるか、かつ知ってもらって、もし興味持ってくれたら一番近いわけだから、近隣の店舗で働いている従業員の方ってめちゃくちゃ行きやすいじゃないですか。っていうので、ちょっと挨拶回りをしようみたいな話をしてて案内のパンフレットみたいな、パンフレットというか簡易的なチラシを作って、それを持って挨拶回りしに行こうと。それってどのくらい時間かかったと思いますか?その挨拶回り、結局200店舗とかなんですけど。

Akari:チラシは元々あったものですか?

Nishino:ないです。ない状態から。

Akari:えー…じゃあ…でもNishinoさんだからな〜。3日とか?

Nishino:お!正解です。正確には2日ですね。惜しいです。

Akari:おお〜。

Nishino:1日目計画、チラシ発注して、次の日にチラシ受け取って、200ストア配るみたいな。チラシ配り自体は1日で、もちろん僕だけじゃなくてメンバーと。結構やっぱりね喜んでくれて、そんなんなんだって。

Akari:結果近隣のストアで知ってた方ってどのくらいだったんですか?

Nishino:なんとなく知ってるって方が多かったですね。同じフロアとかに入ってるのに。こんな感じで配ってきました。

挨拶回りでの一コマ

写真をみなさん撮ってくれて、ぜひその店舗も宣伝したいなあと思ってて、せっかく協力してくださったわけだから。ラフィネさんとか女性用の洋服屋さんとか、あとはこういうゲームセンターとかにも知ってもらおうかなと思って。とにかく回ったっていう感じで。

Akari:すごい!これはチラシ置いてくださいって感じで回ったんですか?それかそもそもご挨拶って感じですか?

めんどくさいを突破したからこそ得られる価値ある気づき

Nishino:ご挨拶です。Oh my teeth最近入ったばっかりでもあるから。本当にいろいろ気づきがあって、そもそも知られてないっていう話も大きいじゃないですか。で、2つ目が知っててもどんなサービスかわかってない。なんかできたけどっていう感じ。何やってるところかは知らなかったとか、さすがにそれはないでしょうと思うことも、行動したら分かると。やっぱりリアルに一次情報取りに行ったからわかった話であって、想像で議論したって出てこないじゃないですか。一次情報にやっぱこだわっていこうっていうテーマになるんじゃないかなと思うんですけど、これ聞いてる人って、いや、そんなことできるの?とか、なんか怖くないですか?みたいな。ビラ配りに行ったりとか挨拶に行くってって思うじゃないですか。けど、絶対やったって話と、逆に言うと、例えばなんか追い払われるんじゃないかなとかって思う訳じゃないですか。具体的に本当にそんなことあるのかってなんか冷静に考えたら、やらない事って多分大体自分が面倒くさいからとかだと思う。ちょっと面倒くさいじゃないですか、外出て印刷してなんか配りに暑い中を、店舗を回るのって、なんかちょっと面倒くさい。でもそれは絶対切り離さないといけないと思ってて。本当にブロッカーなのかっていうことですよね。例えば営業だ…とかなんか思われませんか?みたいな。チラシ配ってなんか営業とかそんなん思われたくないとかって、でもそれって結局思われたくないのは自分だったりするじゃないですか。別に営業と思うとしたとしても、別にそれは営業じゃないですか。挨拶っていうのも。

Akari:そうですよね。結局自分の心理的なハードルで面倒くさいってことだけですもんね。

営業の本質とは

Nishino:そう。しかも営業って別に自分は自信を持っているし、今、メンバーも自社でマウスピース作ってサービスに自信を持ってる訳じゃないですか。それをなんか知ってもらう、普及してもらうことって、それが営業活動じゃないですか。これ最近ワークスアプリケーションズ創業者の牧野さんのインタビュー動画が上がってて。それで営業とはただ目先の人に売るだけじゃなくて、普及させることだって言ってたんですよ。めちゃくちゃ響いたんですけど。

確かに押し売りとかが営業じゃなく、本当の意味の営業って普及させること、サービス自体普及させることだし、それは社会を変えていくってことだから、その意味での営業って別に営業って思われたくないとかないし、感謝されることが多かったんですよね。そんなマウスピースで矯正できるんですか?とか、33万円でできるんですか?とか、ほとんど通わなくてもできるんですか?みたいな話って知らなかったからすごいありがとうございます!みたいな感じで。

商品は作ったら普及までが責任

あと僕自身営業に抵抗がないのは、そういう経験を過去に実はしてるからだと思うんですよ。やっぱする前は怖いし、僕も営業したくないからエンジニアになったしみたいなのもあって。だけど、全然勘違いだったし、ちゃんと作ってるからこそしっかり売れるし。それ無責任だなと思った、逆に。作りたいものだけ作って売らないってめっちゃ無責任だし、もともとそうやって社会を変えたいとか、世の中を変えるようなプロダクトを作りたいと思ってエンジニアになったのに、そこを普及させられないで、社会変えられないじゃないですか。必ずプロダクトって届いてから初めて成立するのに自分は作りたいからで、売りたくないって。だけど社会を変えるようなプロダクトを作りたいって。それはもう矛盾してるので、ちゃんと届けるところ、普及させるところまで責任を持ちたいなという風に思っていると行動できると思います。

今やらないと「いつか」は一生来ない

Akari:確かに、一回やったことあるって大きいかもしれないです。だからそれのためにも今やらないとですよね。

Nishino:そうそう。それは行動してからしかいけないと思います。ここから具体的なTipsみたいになっちゃうんですけど、慣れてくるとなんでもそうだと思うですけど、難しいこと言うと、最初はそれでいいんですよ。一歩踏み出せたらいいよね。だけど慣れてくるとすぐ「こなしタスク」っていうんですかね。わかります?

Akari:ああ確かに。なんか1回目の挨拶はすごい頑張るけど、100回目になると…

「こなしタスク」に注意/何事も目的を持てば面白い

Nishino:そう、なんかこなしてるなーみたいな。で、それすらちゃんとこなしタスクになるってことが分かってたら、僕の中で絶対毎回毎回変えようみたいなのは決めてて。こういうディスプレイだったら、これまず「ディスプレイが素敵ですね!」からいこう、入ろうとか、この重機どこのですか?からいこうとか、たまたま重機が同じHAYのスツールだったりしたら、これHAYのスツールですよねって言ってみたりとか、美容クリームとかあんまり詳しくないですけど、どれがイチオシなんですか?って言ってみたりとか、我々はユーザーさん30代前半が多ですが、30代前半の女性に一番ウケてるのどれですか?って聞いてみたりとか…これは好奇心だったりするんですけど。店舗回りだから、あんまりその業態とかには関わらず行くわけだから。それはそれで結構面白いわけじゃないですか。興味持っていったら普段行かないから。

Akari:学び多そう!

Nishino:そうそう。っていう風に、なんかそれすら楽しめていくと。もうこなしタスクとかやらされタスクの人もいると思うんですよ。例えば名刺配ってこいとか、よく聞くじゃないですか。そういうのを最初に新卒だとやらされるとか。でもそれも目的持ってやれば、多分そういう人が活躍するんだと思うんですけど、どんどん面白くしていくっていうことはどれだけでも可能ってこと。

Akari:そうですよね。

Nishino:今回は2つのテーマでまず一次情報が大事。一次情報にこだわろうって話と、こなしタスクになるなという、一次情報も取るし、取ることに慣れても、こなすタスクじゃなくて、またもっと取れるんじゃないかとか、もっと新しいインサイトがあるんじゃないかっていう高みを目指していくみたいな。

ハードルを自分で下げる/結果ついででもOK

Akari:まさにそうですね。例えば、チラシ配りとかってめちゃくちゃ時間も使うじゃないですか。日中とかで。めっちゃ今すぐやりたいけど、スケジュールとかって、どうやるんですか?もう強引にバーッてズラすものなのか…

Nishino:まず前提としてそんなに時間かからないですよ。

Akari:おおー?はいはい。

Nishino:店舗には行くじゃないですか。ストアは行くから別に行く道中だって店舗ある訳じゃないですか、冷静に考えて。僕もその新宿ストアで回ったんですけど、それは別に行くので。

Akari:そっか。ついでくらいの。

Nishino:そう。もちろんちょっとは時間かかりますよ。でも別に思ったよりじゃないですかっていう。だってオフィス回りの訪問だって別に帰る途中で寄るだけじゃないですか。もう予定組むとかじゃなくトイレ行くのと同じレベル、究極、ちょっと言い過ぎだけど…買い物行ってるとかと同じ、だってご飯食べに行くじゃないですか。その間に何か店舗はないんですかって話じゃないですか。セブンにおいてもらったっていいじゃないですかっていう、挨拶しに行ってもみたいな発想ですかね。

Akari:うわ〜、今無意識にやらない方向にいこうとするやつが出てました(笑)

【次回の話】真似するが大事

Nishino:じゃあチラシの話とか、ビラ配りって発想はじゃあどっから出てきたのかってこれ全て真似だっていう話で、次回、明日はやっぱり真似するって大事だっていう話。真似することでスピードアップしていくし、早くできるし。で、大体真似を恐れたりとか、なんかオリジナルってやるから時間かかるよねって話と、じゃあ具体的にOh my teethとか、さっきの事例で言うと、挨拶回りはどういうふうな経緯で僕の中で生まれたのかっていうことをお話できたらなと思います。そうしたら日常のこういうところから真似するんだみたいな、あ、真似するってこういうことかみたいなことが分かるんじゃないかなと思います。

まとめ

Akari:はい。じゃあ次回はその内容で。今回は学びとしては、やっぱり現場、現地に直接足を運ぶみたいなことの大切さと、そこで一次情報っていうのがなんか得られるんだなって改めて思ったのと、あとはこなしタスクにならないってところも確かにと思って。やっぱり慣れてくると定型文とかになりがちだけど、やっぱそのときでさえとか、どんな学びがあるのかとか、もっと学べることがあるんじゃないかって考えながらやると、それ自体が楽しくなりますもんね。

挨拶回りで得られた具体的な気づき

Nishino:そう、めちゃくちゃ楽しくなる。あ、最初の一文目からこれ伝わらないんだってこととか結構あって面白いんですよね。マウスピース矯正ってわかりそうな人にマウスピース矯正って言えばすぐすんなり入るけど、マウスピース矯正?って思われそうだなって、そのうち予想してくるじゃないですか。そうすると歯並びを整えるようなとか、歯並びを美しくするっていうと、ああ!なるほどなるほどってなったりとか、ちょっと分かりづらい場合はホワイトニングから行こうみたいな感じで、歯を白くしたりとか、歯を整えたりとか、やっぱ歯並びっていうと分かりやすいんだなとか、歯の矯正っていうとちょっと矯正って何の矯正だろみたいになっちゃうから、整えるとか綺麗にするとかって言うと伝わるんだとか。あとは美容系に絡んで、美白とかと一緒で歯も白くすると、やっぱり相乗効果で…って言ってみたりとか、何でもあるじゃないですか。

Akari:それをその人に合わせてどう伝えるかですね。

Nishino:あとはちょっと上の方っていうとあれですけど、6、70代の方で経営されてるお店とかもあるんですね。もちろん6、70代でも矯正できますし、お子さんとか娘さんとか息子さんとか、親戚の方とか。あとはお孫さんとかに、もし夏休みとかね、なんかやりたいっていう話あったら、是非うちは夏休みやってますんで!とか言ってみたりとか。チラシだけ家に持って帰っていただいたら絶対喜ばれると思うんでとか、そういうのがあるって知らない方も多いので、ぜひLINEとかしてみてもらえたらとか、連絡するのにネタ欲しいかもとかって勝手に想像して。

Akari:まさにそうですね。私思ったのは、Oh my teethみたいなスタートアップとかって、やっぱ新しいサービスとか新しいものを作るから、話を聞いた人も誰かに共有したり、今って矯正は通わなくてできるんだよとかなんかそういうのって話のネタになるから。

Nishino:面白いと思うし、話しやすくするためにちゃんと工夫しないとだけど、ただなんかいいからって勧めるわけじゃないから、その方が周りにどういう人がいて、その人に話してもらうためにはこういう話が響くだろうとか、そんな形で行けるといいのかなと思いました。

Akari:なるほど。ということで、本日もお聞きいただきありがとうございました。Oh my weekは毎朝7時に配信しております。配信時間が8時から7時に変わりました!ぜひYouTubeチャンネル登録して聴いていただけると嬉しいです。アーカイブ放送もあります!ぜひお聞きください!では木曜日もOh!全開で行きましょう!!

Nishino ・Akari:ありがとうございました!!

#仕事 #マインド #一次情報 #即行動

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