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元エンジニアはこう使う!チャットGPT活用時の3ステップ


西野誠 / にしのまこと
株式会社Oh my teeth 代表取締役CEO 1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップ「オープンロジ」にて創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社し、大規模基幹システムの開発業務に従事。2019年10月、株式会社Oh my teethを共同創業。Onlab21st優勝。ICC D2Cカタパルト2022優勝。ICC DXカタパルト2024優勝。Forbes NEXT100 2024選出。
Nishino:おはようございます!Oh my teeth代表のNishinoです。

GPT活用法

Akari:モデレーターのAkariです!Oh my weekは1週間で見つけたOh!な出来事・トピックをゆるく掘り下げビジネスや日常のヒントを探っていく番組です。テーマはGPTの活用法ということで最近も使ってますか?

AIで音楽アルバム作りました!

Nishino:最近もずっと使ってて、ネタ的に言うと、もう本当にこのラジオが始まるくらいの時にハマってた音楽生成AI Sunoによって作られた曲がもう10曲近くになったので、もうこれアルバムじゃんっていうので8曲のアルバムを本当に配信しましたと。

これ全部AIで作ってます。歌詞も含めて。曲の説明とかも全部実はAIですみたいな。ぜひお聞きいただきたいと思うんですが、ここからビジネスの話していきますと。ただGPTの使い方としていいなと思ってるのは、とにかくGPTは構造を理解するとか真似するのがすごく得意なんですよ。真似が得意であると。だからいい情報はこれだっていうのを言ってからそれを模したものを作ると、下書きを渡してから作るといい。よくあるのがいきなりゼロから作らせようとすると思うんですが、これを作ってくださいとかゼロからやるのはかなり苦手。だから僕は全部同じ使い方してるなと思うのは、いいお手本とかいいものは自分で探します

GPT活用法:①お手本のを見つける②構造を分析させる

僕自身が。これのようにやってくださいっていう指示をするといい。曲とか実は一曲一曲歌詞とか、かなりヒット曲とかこんなテイストだよねっていう曲を下敷きとして渡す。で、これの構造をまず考えてくれみたいなお題を出すんですよ。これはこういう構成だからいいですみたいな話になったら、その構成を習った状態で曲を作ってくださいって言うと外さないというか、その構成のポイントを押さえてるから。いい曲作ってくださいって言ってもダメだから。

Akari:具体例を先に渡しちゃうってこと?

Nishino:のほうがいいです。こんな感じでやってるんだっていう話をします。例えば一個の例で言うと、一蘭わかります?

Akari:ラーメンの?

Nishino:そう!ラーメンの。一蘭に最近行ったんですよ、で一蘭ってオペレーションがすごいっていうのもあるし、行ったことあります?

Akari:ありますあります。一人でも入れるっいう

Nishino:そうそう。で入って待っている目の前にこだわりみたいな文章が書いてあって

一蘭の座席
一蘭のこだわり

知ってます?麺がこうでとかスープがこうでとか、すごいあれいいなと思ったんですよ。それがお手本になるわけじゃないですか。で僕何やったかっていうと、これを一度文字起こしして、これの構造分析してもらったんですよ。こんな感じで下記の構造分析してって書いてこれをまず分析。

GPTで一蘭のこだわり文の構造を分析している画面

GPT活用法:③自分のやりたかったことで置き換えてもらう

分析してもらってその上でこんな感じで投げかける。

お手本文の構造分析後のやり取り

そうすると一蘭のこだわり文のOh my teethバージョンに仕上がる。

一蘭風Oh my teethのこだわり文

こんな感じ。こういう法則でやってるなっていう気がする。とにかくいいものを教えるでそれを元にやってみるみたいな感じで、もう一個の事例が、やっぱりOh my teethって創業初期からテスラとかAmazonとかに似たビジネスモデルを作りたいなって言ってるし、それに近づいてると思うんですよ。でこれを採用候補者さんに分かりやすく伝えたいと思った時に、僕の中のイメージはあるわけですね。テスラのイノベーションとOh my teethのイノベーションを比較してみるみたいな感じで。とかAmazonのビジネスモデルってAmazonって最初本から入って、そっからいろんな多品化をしてきたんですけど、最初は本を絞ったことによって、本なぜ選んだのか理由みたいなのも本は腐らないし保存期間に長けてるし、規格化されてるから倉庫のキャパ無駄にならないとか。あとISBNっていうコードがあるから管理しやすいとかいろんな条件があるんだけど。普通の本屋は全てを扱えないから全てを扱える本屋ができたら最強になれるよなみたいないくつかの理由があって。でもOh my teethもなぜ矯正かみたいなところはそれに似たようなところはかなりあると思ってて、かなり需要があるのに品質が一律化されてないとか平準化されてないとか、アクセスがしにくいとかいろんな課題があったからそれと同じようになぜ矯正からいったとかみたいな説明ができないかと思ったときも似たような発想で作りました。でもう一つの応用例が、Oh my teethのビジネスモデルとか要はアナロジーを使うとかなり分かりやすいじゃないですか、説明するとき。なのでOh my teethとAmazonの最初の初期セグメントの選び方で似てるんだよみたいなそういう話をしたいなと思った時に

Amazonのセグメント選定についてのGPTとのやり取り

こんな感じで、まずはAmazonの例を説明してもらうんですよ。なぜならGPTってOh my teethのこと詳しくないけど、こういうAmazonの話とか多分一定知識があると思ってるから、ただ「観点はカタログ化のしやすさ、出荷のしやすさ、管理のしやすさ、オフラインでの手に入りやすさ、プロダクトカテゴリー」みたいなこれが言えないって話だと、これは頑張らないといけない話。過去の知識とかでやってる話なので、こう言う質問をするとそれっぽい回答が返ってくる。でさらに深掘ってますね。

GPTの回答に対してさらに深掘る

こう言う質問ができるかはわかんないけど、でも何をしてるかって、僕の中でイメージしてる理想のアウトプットを出させるまでは頑張るって感じですね、GPTに対して。

Akari:やっぱある程度情報を提示しないと

Nishino:情報を提示というよりかは方向性はこういうフレームとかでやろうっていうのは僕の頭の中であって、多分僕の過去Amazonとかの本読んだ時にこういうフレームワークであったなみたいな説明してたなみたいな。Amazonの「Everything Store」構想っていうのがあってそれイコール無謀な戦いをしないみたいなことにこれが繋がってるんだみたいな。そういう結論を結構覚えていてその中は忘れちゃったんだけど、GPT得意なのってスタート地点と結論伝えると間をめっちゃ論理武装してくれるっていう点があると思うんですよ。でもこれって本質じゃないと思いつつも、でも説明ってそういうもんじゃないですか。結局結論に持ってくためにエビデンス持ってくわけじゃないですか。だから本末転倒な気もするけど、でもちゃんと伝えるって考えたらそれ大事だと思ってるから、要は結論は無謀な戦いをしないってところに持ってきたいからこんな感じで勝手に説明してくれると。まああとはどんどん指摘していく感じですね。とにかくまとめると、3ステップでまずはお手本をとってくる。二つ目はそれを構造分析させて、自分の理想のアウトプットだってところまで、そこまでは頑張る。オリジナルネタを作らせない。これまでの絶対ある話で構成させる。三つ目はそれを自分がやりたかったもので置き換えるとどうなるかを出してもらう。この順序でやると結構使い方変わるんじゃないかなって思ってます。

Akari:これ結構パッと出させようって思ってやるけど全然出てこないって、これをやったら一発で改善しそうな気もしますし、あと一個思ったのはめっちゃラリーしてるなって思いました。なんか一回二回で出させようとしがちですけどめちゃくちゃここもうちょっとこうしてとか、これってどういうことみたいなラリーをとにかくするとどんどんいいものができていくんだなと思ったので。

Nishino:それが楽しめるといいですよね。

Akari:そうですよね、確かに。

日常から常に情報収集を

Nishino:考え方として、昔からそうなんですけど、なんかこれ自分の事業に使えないかなとか、先輩に先日言われたのが、西野くんは僕が言った話とかをすぐ自社だったらこういう発想にできるよねとかを議論してたのが印象的でしたって言われて、でもそれって一緒で、それをGPTにも使ってるような感じかな。なんか聞いた話とかをその例えめっちゃ面白いなみたいな例えとかがあるじゃないですか。聞いてる中で講演とかもそうだし本読んでてもそうだし。人と話しててもその例え今の面白かったな、Oh my teethでもその例えできるんじゃないかみたいな感じで、まずはその例えをGPTに清書してもらって…こういう感じで日常生活してたり人の話聞いてると面白いんじゃないかなって思います。

Akari:日常でしっかり情報収集しておくことも大事ですね。

Nishino:「Everything Store」の構想とかも日常のどっかで聞いた話だったからAmazonも最初はそういう構想だったけど、結構堅実にやったってエピソードが面白いなと思ったんですよ。最初から世界中のあらゆる商品をってずっと言ってたけど、数年間ずっと本しかやってなかったからあれ?みたいな。Oh my teethと似てるなみたいな。Oh my teethもずっとあらゆる歯科体験をって言ってるけどまず矯正を5年間やってるなみたいな。でもそれってその先は見えてるんだけど、まずはこれっていう明確な理由があるから。あとテスラのモデルってやっぱアップデートされてく仕組みっていうのをすごい大事にしてると。本部がアップデートしたら全部のOS、全部の走ってる車とか電気スタンドがアップデートされるっていう仕組みが結構僕は好きなんですよ。それもOh my teethも本部がアップデートされたら今6店舗ですけど6店舗のストア体験とかサービスレベルが上がる、医療レベルが上がるっていうのをコンセプトにしてたりする。このあたり似てるみたいなものもまとめたりしました。なのでそういう話を聞きたいとか、Amazonとかテスラとかそれこそユニクロとかそういうふうなビジネスモデルをめちゃくちゃ研究してOh my teethはできてるので、そういう話に興味がある方はぜひまずはお話ししたいなと思ってます!

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まとめ

Akari:今日はGPT活用時の3ステップ。ちゃんとお手本からの構造を分析してもらい、自分のやりたいことをこうして欲しいっていうのをやってもらうっていう。前2つのステップが抜けがちというか一気に結論を出そうとしちゃってたので、そこをまずはやってみたいのと、それをやるために日常から情報共有とかアンテナを張ってやっていきたいなと思いました!

ここまで読んでくださりありがとうございました!
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