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#110 【成功の秘訣】ミッションにどれだけのめり込めるか

2024年8月1日、Podcast番組「Oh my week」第110回を配信しました。
今回は「維持することではなく、信じ込んでやる」についてお話ししました。
↓AIによる文字起こしは下にあります。

西野誠 / にしのまこと
株式会社Oh my teeth 代表取締役CEO 1994年生まれ。学生時代に物流スタートアップ「オープンロジ」にて創業期を経験。新卒でワークスアプリケーションズに入社し、大規模基幹システムの開発業務に従事。2019年10月、株式会社Oh my teethを共同創業。Onlab21st優勝。ICC D2Cカタパルト2022優勝。ICC DXカタパルト2024優勝。Forbes NEXT100 2024選出。

Nishino:おはようございます!Oh my teeth代表のNishinoです。

Akari:Akariです!Oh my weekは1週間で見つけたOh!な出来事・トピックをゆるく掘り下げビジネスや日常のヒントを探っていく番組です。毎朝8時に配信しているので、ぜひYouTubeチャンネル登録して聞いていただけると嬉しいです。木曜日おはようございます。今日は前回の続きで、なんかビジョンとかミッション結局、めちゃくちゃ大事っていうところだったと思うんですけど、一個人として聞くと、いや、大事なのは分かるんですけど、なんかそれがブレないみたいなところが難しいのかなと思っていて。まずは見つけることもそうだし、それをブレずに維持するみたいな。なんかそこができてるから今ワークしてるように見えたんですけど、なんかそのへんってどう思いますか?

Nishino:確かにそうですね。でも別にブレてもいいと思ってて。なんか大事なのは守り続けるっていうことよりも、それよりも前に、そのミッションに対し、本当に100%信じてやってるかっていうことの方が重要だと思うですよ。つまり逆説的なんですよ。のめり込むから。それではまったら結果、ずっと5年やってましたみたいなのが多分僕の今なんですよね。別に変わらなきゃいけないとか、変わっちゃいけないなんて全く思ってないんですよ。その証拠にOh my teeth前はアドレスホッパーでも多拠点生活インフルエンサーとかになろうみたいなことで本気に思ってたし、その時はこれが絶対新しい当たり前になるみたいなことを信じてたし、教育のマッチングサービスみたいなのやってた時も、もうこれが絶対スタンダードになるみたいな、進路選びのスタンダードになるみたいなことを思い続けてたし、Oh my teethも同じく、そういう歯医者は、歯科体験は良くなるはずであるっていうことを思い続けてるしっていうので、その当時はめっちゃガッてこう深くいく。で、これ維持しないといけないよねとか思わず普通にはまるだけはまってやってたら気づいたら「これなんか違くない?」と思ってやめた、とかそれまでもダラダラやるんじゃなくて、めちゃくちゃその時は信じ込んでいて、アプリもローンチして全然使われない、トラクション出ないみたいなことを経験したから、これもしかしたら社会にとってまだ必要じゃなかったのかもしれないみたいな気づいて、スパッと辞めるみたいな。だから維持することが大事なって言ってる時点で多分そう思えてないってだけだと思うんですよね。

Akari:ああ、無理してるのか!

Nishino:そうそう。維持しないと!みたいなのってなんか矛盾してるってことじゃないですか。だって何か趣味とか自分がやりたいこととかってそんなこと意識しなくないですか?ゲーム絶対これクリアするまで帰っちゃいけないとかって、そういうかもしれないけど、多分心から勝ちたいみたいなことじゃないですか。だから何回も勝つまでやり続けるっていうこと。別にやり続けることを維持しようとしてるわけじゃない気がしてて。

Akari:あくまでも結果論としてなんかブレてないだけで…いや、確かに私が尊敬している今の会社の社長がすごく言ってたのが、プロダクトを売っている会社なんですけど、なんでそれがうまく行ったんですか?みたいなことを聞いたら、みんなが否定したことでもなんかやり続けた自分はすごいそれが大事って思ってたからやり続けただけだよ。そしたら結局、時間はかかったけど、それがめちゃくちゃ刺さったみたいなことを言っていて。それをブレないことが大事なんだと私はその時理解したけど、今聞いてて、自分がめちゃくちゃ信じ込んでやれるかがそもそも大事っていうのは確かにそうだなって思いました。

Nishino:そんな気がします。でも難しいのは形から入るみたいなことが一定ある気がしてて。そんな最初から信じ込めるかっていうと、イエスじゃない気がして。なんか心から出た最初から踏み込んでた訳じゃないから。

Akari:その話リアルですね。

Nishino:だからこそ何でもやってみるっていうことだと思ってて。信じ込めてないからやらないですみたいな人もいるじゃないですか。ちょっと違うと思いますみたいな感じで。あれ結構勿体ない気がしますよね。

Akari:じゃあ、西野さんも、最初の歯科体験を変えるみたいなとこは、始めた時はもう100%そっから信じたから始めましたってわけではないじゃない?

Nishino:全然違いますね。

Akari:それ、めっちゃ面白いなと思ってて。というのも多くの起業したいけど、しない人って、まだ自分のテーマを見つけてないかなみたいなの多いと思うんですよ。自分が本当にやりたいことっていうのがまだ分からないとか。本気でやりたいことが見つかったら起業しますってめっちゃ多いじゃないですか。じゃないってことですよね?

Nishino:もちろん絶対嫌ですみたいな、絶対違うみたいな全然本当に歯にも困ってないしとか、普通に今の歯医者でめちゃくちゃ良くない?みたいなふうに思ってたとかではないからそれはあるけど、100%、120%、200%信じられたかっていうと全然。当然グラグラしつつも、当てながら実際に作ってみて、リリースしてそれを実際のユーザーさんに当ててみたりとかしてめちゃくちゃ想像以上にフィットしてるなっていう、マーケットフィットしてるなっていう感覚を得られたりとかする中で、これ本当に必要じゃんっていうふうに信じられていくと思ってて。だからそれは最初からこれ信じられたってものを探しに行く旅は、それを探すっていう旅自体は結構逆説的ですけど、一生見つからないんじゃないかなと。

Akari:もちろん最初からすごい自分のミッションがある人もいると思うんですけど、大体がないから…

Nishino:そのミッションあるっていうけど、それをじゃあ、なんか100%体現してやってるんですか?みたいな話はありますよね。なんかミッションがあるんだったら、それをやることで、そうすると早く変わる可能性もあるじゃないですか、逆に言うと。

Akari:やってる中で構築していくものでもあるのかもしれないですね。

Nishino:そうそう。チューニングしたりとか。絶対あると思うんですよね。例えば、同じ言葉取っても結構意味合いが変わってくることもあると思うんですね。同じミッションでも。それってやっぱそれだけやり込んだから、自分の中の解釈が微妙に変わって、よりフィットしていくみたいな。だから5年前とか6年前の未来の歯科体験を生み出すっていうより、今の方がなんかすごいよりフィットしてるというか。

Akari:へぇー、そんなんですね。

Nishino:でも普通逆のように思いませんか?最初考えた時の方が絶対フィットしてるはずじゃないですか?なんかこれね、誰かが言ってた。なんかそのミッションとかはもう逆に言うとコピペでいいんだみたいなこと言ってましたね。
Akari:へぇー、そんなんだ!

Nishino:だって大体何とかで世界を変えるとかじゃないですか?(笑)

Akari:確かに(笑)

Nishino:海外のアニメでピッチバトルのシーンがあって、そのアニメでみんな何とかで…化石燃料で世界を変えます!みたいな。もう全部世界を変えます!で終わってるみたいな(笑)ピッチバトルではみんな世界変えますみたいなのがちょっと面白いなと思って。でも正直それって借り物の言葉じゃないですか。だけど、そっちに追いついてくるみたいな。

Akari:なるほど。言うと追いついてくるみたいな。

Nishino:そう。だからその時にフィットしなくてもそっちの言葉についてくるみたいなので、それはそれだけ努力したらってことだと思うんですけど、そのとき以上にやっぱりフィットしてるなって、今思う気がします。

Akari:なるほど。凄い刺さるなあと思ったのは、みんな何かが見つかってからやるって言ってる人が本当に周り多いし、私自身もなんかそう思ってる節あるから。いや、でも実際やってみて、やりたいこととかって絶対ピースはまっていくんですよね。実際にやっている人から聞くと、すごい説得力があるなと思いました。ということで、本日もお聞き頂きありがとうございました。Oh my weekは毎朝8時に配信しております。ぜひYouTubeチャンネル登録して聴いていただけると嬉しいです。アーカイブ放送もあります!ぜひお聞きください!では木曜日もOh!全開で行きましょう!!

Nishino ・Akari:ありがとうございました!!

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