Saltå Kvarnのパッケージデザイン
スウェーデンに来てから今も変わらずダントツお気に入りなのが、Saltå Kvarnのパッケージデザインです。
Saltå Kvarnはストックホルム郊外のJärnaにあるオーガニック食品メーカーです。
小麦粉、穀類、乾燥豆やドライフルーツ、ジュースなどの食品を製造しています。
レトロなスタイルでありながら、全く飽きのこない、洗練されたデザインは優れたパッケージデザインが多い国スウェーデンの中でも群を抜いていると思っています。
色の組み合わせがとにかくおしゃれで、特に粉物のパッケージの色使いは最高!全部揃えて家に飾りたいほどです。
今でも多くのパッケージに使われているこの重要なシンボルマークのミルは芸術家で庭園建築家のArne Klingborgによって70年代に作られました。
彼の色選びは、ドイツの作家ゲーテの色彩論に影響を受けているそうです。
私のお気に入りはやはりこのミルが大きく使われているカラフルなシリーズです。
現在、Saltå Kvarnの全てのパッケージデザインを手がけているのが、Karin Huber (Himlaform)です。
2007年からフルーツなどのイラストはKari Modénが手がけています。パッケージイラストや広告などを数多く手がけるスウェーデンのトップイラストレーターの一人です。彼女の他の仕事についてもいずれまた載せたいな、と思っています。
90年代は別のデザイナーが手がけていたという記述は見つけたもの、その当時のデザインやそれ以前のデザインがネット上で全く見つからないので、引き続き、Saltå Kvarnのデザインについて調べようと思っています。
何か新しい情報が見つかり次第、追記したいと思います。
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