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あと3週間で世界が終わる。やり残した事のために僕達は一緒に旅に出る。(おうちde映画)
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◆あらすじ
小惑星の衝突により、滅亡が間近に迫った地球。そこに暮らす中年の保険セールスマンのドッジは、長年連れ添った妻に出て行かれてしまい、滅亡まで残り少ない日々をただ無気力に過ごしていた。だがそんなある日、今まで顔も合わせなかった隣人女性ペニーが泣いているのを目撃し、ドッジは彼女に初めて声をかける。彼女は両親がいるイギリスへ向かう飛行機に乗り遅れてしまったことを深く悲しんでいるのだった。最初は自分とは正反対の自由奔放な性格の彼女に戸惑うドッジだったが、次第に二人は打ち解けていく。すると彼女は彼に、今まで間違って届けられていた彼宛の郵便物を渡す。なんとその中には、彼が今も心に想っている高校時代の恋人オリヴィアからの手紙が入っていた。これを知ったドッジは、飛行機を探すペニーと共に、オリヴィアを探す旅に出ることを決心するのだった。(wikipediaより引用)
◆「エンド・オブ・ザ・ワールド」のここがおすすめ!
タイトルだけ見るとファンタジーバトルモノかと思うけど、全く違って、でもってタイトルそのまま。
「世界の終わりとぼくと彼女のお話」
独特な雰囲気の雰囲気ロードムービー。
あと3週間で地球が終わる。
だというのに基本的にこの映画はとてもゆっくり穏やかな雰囲気で進んでいく。そこがすごく印象深い。
しかし、この穏やかな雰囲気の演出が逆に【現実味】をかもし出し、映画が進んでいくにつれて見ている我々も段々と「死」について本気で考えるようになってしまう。
その日まで泣いて過ごすか、焦って過ごすか、好きな人に会うのか、好きなことをするのか、逃げるのか、、、
ラストの2人の迫るような演技に、最後の方はもはや映画と思って見てない自分がいた。
本気で死を意識した。
見終わった後、心臓のバクバクはしばらく止まらない。
【エンド・オブ・ザ・ワールド】
どんな思いでどんなふうにその時を迎えるのか、多分考えても結論は出ないとは思うけど、生きてるうちに自分にとって何が大切なのか、見つめ直すのは大事だなぁと思った。