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ハードワークよりソフトワーク
一生懸命な努力ではなく、緩く努力する。これが私のスタイルです。それは、「努力と苦労」ではなく、より注意深く、持続可能な力を発揮することです。それは、やることを減らすことではありません。より賢く、不必要なストレスを減らし、より少ない努力でより多くのことを達成することです。
私は自分の上に誰も置きません。これは自分がトップだということではありません。誰も上に置かないのだから、自分の下もいないという考え方です。他人を上に置いてしまうと、その人を正しいと信じなければいけなくなります。
私は信じることが大嫌いなので、信じることはしません。信じる人は盲目です。私の目もよく見えていません。でも、私には信頼があります。信頼が正しく人を引き寄せます。この信頼の感覚は学んだものでもなく、最初から持ち合わせている私の自慢のひとつです。
私には得意なことが何もないと思っていましたが、実はあります。物事を突き詰めて納得するまで諦めない。時折発揮される強い集中力。パソコン。コミュニケーション。これらはすべて大好きなことです。好きなことを得意だと考えれば、まだまだ挙げられます。
得意なことは「何かをうまくできること」だと考えていた私の頭は、古くて硬かったと思います。若い人たちは、「それ、得意って呼ぶの?」と思いがちなことを、平気で述べます。
だから私も緩く考えてみました。私の得意なことは単に自分の性分です。言い換えるなら、自分で自分の面倒を見ることです。それは、おそらく、最初からずっとそうだったのです。これからも、ずっと変わらないものです。