第3回「発見Oh!KUMA写真ワークショップ」開催しました
7月20日、第3回目となる「発見Oh!KUMA写真ワークショップ」を開催しました。なんと今回、はるばる陸前高田からお越しいただいた方がいらっしゃいました。そして今回は、案内役の方の解体されたご自宅跡、旧大熊町役場を巡った後に、学び舎ゆめの森という新しい教育施設を見学。大熊町の過去と未来を巡る旅となりました。
「すずめの戸締り」に登場したガソリンスタンド
解体された案内役の方のご自宅跡に行った時のこと、「そこに見えているガソリンスタンド、すずめの戸締りに出てきたスタンドですよ。きっと解体してしまうから今のうちですよ」と案内人の方に教えていただき。後日映画を改めて見ましたが、確かに!!
常磐線にこんにちは
旧大熊町役場の敷地内に跨線橋があり、それを登ると常磐線の線路が。参加者の中に鉄道マニアがいて、滅多に来ない常磐線、あと数分で来ますよ、と教えてもらってみんな撮影モード。手を振ったら運転士さん、応えてくれたそうで、いや、僕も写真を撮るのに夢中でした・・・・
視点を変えてみると
実は私は何度か旧大熊町役場に行ったことがあり、そこに大熊町復興を誓う記念碑が立っているのは知っていました。ところが、案内人の方に教えていただいたのは、そこを逆から見ることでした。記念碑の立っている場所から役場をバックにして退職者の方との記念撮影をしていた、とのこと。街に住んでいた人でなければわからない世界です。タイトルの写真がまさにその写真です。
やっぱり遠足か
このワークショップ、写真を撮ることが目的ではあるのですが、毎回みんな賑やかで。なんだかワークショップというより遠足モードになっています。ゆめの森の校舎内では、みんなはしゃぎまくり。
未来を想像すること、ストーリーを描くこと
第3回のワークショップは、大熊の過去を知り、未来を想像すること、をテーマにしました。「そこにないもの、なくなってしまったものを想像して、新しい未来につながる写真を撮ってみよう」とテーマ設定をしたのですが、撮影終了後にみなさんと共有会をしていた時に、何人もの方から「ストーリーを描く」という言葉が出てきたのがとても印象的でした。
次回は9月21日
次回開催は9月21日。次回は大熊の自然を取り上げます。乞うご期待
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