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シニアデザイナーとジュニアデザイナーの違いとは何か。

この違いは何があるのか、細かく出せばいろいろな変数があると思います。例えば

  • デザインスキルの深さと幅

  • 問題解決力

  • ビジネス理解度

  • コミュニケーション能力

しかし、大きく感じる部分として、まさにこの図が私の感じる違いを表現しているので引用させてもらいます。

左:ジュニアデザイナー、右:シニアデザイナー

この図の通り、何か思考が発生した時に、その思考プロセスを組み上げていくかの過程で大きな差が生まれていると思います。

経験値がある、所謂シニアデザイナーの方と議論をすると、本当にこの図の通りのイメージで、常に議論するものの話を細かく分解しその中でベストチョイスをし話を進めていくので、話がズレてしまうという事が起きにくいですし、その過程を経て出てくるアウトプットもその細かい分解の塊なので、おのずと質も高いです。

この思考過程がデザインを考える時、課題を抽出する際、ユーザー行動を分析する時、様々なシーンで現れ、その場面場面の積み上げが差につながってきますし、アウトプットのスピード、プロダクトマネージャーやエンジニアとの会話で回答を出す角度の高さやスピードにも繋がってきます。

どうすればジュニアから進化できるのか?

経験を積んでいくという至極真っ当な回答もありつつ、その過程で振り返りを細かく入れ分析し、分解して考えることを繰り返すことで、進化の速度は上げられるではと考えています。

この分解し思考する方法としては、手法としても色々な確率したアプローチがあり、例えば深津さんが例に出したので知ったフィッシュボーン図や大谷翔平選手も自身の成長分析で利用していたマンダラチャートも有効かと思います。

左:フィッシュボーン図、右:マンダラチャート

上記の通りフィッシュボーン図、マンダラチャートともにどちらにせよ思考や事象を細かく分解し、様々なアプローチを思考し言語化する方法という意味では共通しています。
自分でどうアプローチすればわからない場合は下手に自分流を模索せずに先人の知恵を借りるのも得策です。

あとは1on1などの個別時間の使えるMTGの仕組みがある場合、その時間で自分の思考を分析してもらうような時間の使い方をしてもらうのも手かと思います。

体験談

振り返った時に自分自身は何が効果があったかというと、とにかく個人アプリやウェブサービスを作りまくって、何回も何回も振り返ってそれを繰り返し分析した積み上げが、この思考をするクセがつくようになっていました。

またアプリ開発、ウェブサービスを考える際にはフィッシュボーン図を活用し手法としても取り込み思考を細かく分析したり、サービス検討する場合の課題分析でも活用したりしました。

まとめ

もし今、デザインプロセスの検討、慣れない新規事業の担当、成長の伸び悩みで苦しんでいるデザイナーさんがいれば、これらの方法が一つのブレイクスルーのヒントになれば幸いです。

思考を分解し、深く掘り下げることで、新たな視点や解決策が見えてくるかもしれません。



引用元

https://x.com/kawashima_san/status/975883580726378496?s=20

https://medium.com/the-year-of-the-looking-glass/junior-designers-vs-senior-designers-fbe483d3b51e

https://studyhacker.net/fishbone-diagram

https://president.jp/articles/-/80680?page=3

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