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エッセイ:59日目 - 初めての咳止め、そして治癒への願い


1月22日。
ついに、咳止め薬を買ってしまった。
それも、錠剤の。
生まれて初めてのことだ。
これまで、風邪薬といえば、
子供用のシロップか、
せいぜい顆粒タイプのものを飲む程度だった。
錠剤の薬を飲むことに、
なぜか抵抗があったのだ。

しかし、今回は、そうも言っていられない。
喉の痛みと咳は、一向に治まる気配がない。
むしろ、悪化しているようにさえ感じる。
このままでは、日常生活にも支障をきたす。
意を決して、僕は、薬局へ向かった。
薬剤師さんに症状を説明し、
咳止め薬を勧められた。
「錠剤ですが、大丈夫ですか?」
そう聞かれ、僕は、少し戸惑った。
「あ、はい…大丈夫です。」
そう答えて、咳止め薬を購入した。

家に帰り、早速、薬を飲んでみた。
小さな錠剤を、水で流し込む。
初めての経験に、少し緊張する。
「これで、早く治ればいいんだけど…」
そう願いながら、僕は、ベッドに横になった。
咳止め薬の効果は、すぐに現れた。
咳の回数が減り、
喉の痛みも和らいできた。
「ああ、楽になった…」
そう実感した。
もっと早く、薬を飲めばよかった。
そう後悔した。
でも、これで、ようやく、
治癒への道が開けたような気がする。


明日からは、
また、元気に過ごせるだろう。
そう期待しながら、僕は、眠りについた。
初めての咳止め薬。
それは、僕にとって、
新たな一歩を踏み出すような、
そんな出来事だった。
そして、それは、
僕に、健康の大切さを、
改めて教えてくれた。
これからも、
自分の体と心を、
大切にしていこう。
そう心に誓った。

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