【看護師のボヤキ】予防接種は計画的に
インフルエンザ大流行で連日メディアが取り上げております。
その中で「重症化を防ぐために今からでも予防接種を受けましょう」という某医師の発言がありました。
これは予防接種希望増えるか?と戦々恐々していましたが、年明け以降は予約数が減ってるのが実際のところです。
インフルエンザワクチンで重症化は防げると思います。個人差はあるけれど、少なくとも昨年12月にインフルエンザに罹患した私は軽症で済みました。
今年度からインフルエンザワクチンの点鼻薬・フルミストが使えるようになりました。
両鼻にワンプッシュずつ噴霧するだけ。
しかも年1回で済むから注射が苦手なお子さんにはありがたいと思います。
ただ、注意点がありまして
・2歳から18歳まで
・生ワクチンのため、免疫システムが反応してインフルエンザの検査で陽性が出ることがある
・心臓疾患や呼吸器疾患を持つ人は使えない
・自己負担金が高い(職場は1回八千円)
あと、ワクチンの使用期限が短いからあまり在庫を置けないんですよねぇ……。
そんな訳で今年度の在庫分が全て終わってしまいました。
だから「フルミスト予約できますか?」と言われてもお断りして通常のワクチンをお勧めしております。
意識高い人は10月から11月にかけて早々に打ってますからね。
慌てて駆け込み予約をする人を見るたびに「予防接種は計画的に」と思うオタク看護師であった。
余談。
そういえばコロナワクチンも対象者には予約受け付けているんだけど、週にひとりふたりいればいい方ですね。
自己負担金が発生するようになったら格段に希望者が減りました。
……うん、そんなもんだ。