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40代でいきなり独立、ひとりで稼ぐ力を手に入れて10年経った私の結論

ブログ毎日更新チャレンジ、3日目です。
今日はTwitter(X)に投稿すると必ず論争になる「ひとりで稼ぐ」ことについて書いてみます。
3連休初日なので、のんびり、大事なことを考えます。

これから独立したいと考えている人に、少し参考になるかもしれません。
すでに独立している人には、「ひとりで稼ぐ」ことについて一緒に考えてもらえると嬉しいです。

結論:ひとりで稼ぐのがサイコー

これを発信するたびに論争になるのですが、私の結論は変わりません。
ひとりがサイコーです。
今、私は独立して11年目になりますが、サイコーと感じる気持ちは年々強くなりますし、売上も年々上がっています。
売上なんてこれくらいでいい、ひとりで自由ならそれでいい、と言っているわけではなく、ひとりで自由の上、売上も伸びているという状態なので、誰が何と言おうとひとりで稼ぐのがサイコーという結論は変わりません。

なぜなら、人間関係のストレスなく売上を手に入れたいから

私がひとりにこだわるのは、人間関係のストレスを避けたいからです。
人の集まりや複数で何かをする場合、気を遣う人はすごく疲れてしまうはずです。
学生時代も、バイトも、社会人になってからも、ママ友や子供の学校絡みでも、一軍みたいな人達はいつも思い通り自由に過ごせるけど、そうでない大多数の人は、気を遣い、やりたくないこともやって、それでも楽しそうにふるまっています。

私もその一人でした。
疲れますよね、ホント。

もう、そういうのは充分やってきたから、40代からは自由に働いてもいいんじゃないかな。
何か方法はあるんじゃないかな。
そう考えて、たどり着いたのが行政書士試験に合格して開業することでした。

もちろん、開業3年間はたくさんの人に会ったし、話もたくさん聞いたし、泥臭い営業活動みたいなこともたくさんしました。
開業1年目は、会った人の人数を数えていたので、毎月130人以上に会ったのは間違いありません。
それを1年間続けました。
その結果、お客様からの依頼はホームページとブログからだと気づきました。

私の開業3年間の仕事の82%が、ホームページからの依頼です。
人に会って学ぶこともたくさんあったけど、あの時間を無駄とは思わないけど、仕事の依頼はホームページからでした。
それで開業4年目からは、人の集まりやセミナーなどには、年に数えるくらいしか行かなくなり、コロナ禍以降は、ほぼゼロになりました。
誰にも会わなくても、仕事の依頼が来るからです。
これで、人間関係のストレスは、ほぼなくなりました。

私がここまでひとりで事務所運営できた理由

開業3年目に目標としていた年商1,000万円を達成したわけですが、ひとりで1,000万円売り上げるのは大変だ、という意見があります。
補助者がいないのに年商1,000万円と言っている行政書士は嘘をついている、という投稿を見たこともあります。
そんなことはありません。

もちろん、3年目に達成した時は、がむしゃらに色々な仕事を受けていたので大変でした。
つまり、単発で色々な種類の仕事を受けていると、ひとりでは大変です。

私は運よく、開業当初にこんな話を耳にしました。
億を売り上げていた社労士さんからの言葉です。

「行政書士は大変ね、私たちみたいに顧問契約がないから。
毎回新しい仕事を取っていたら、死ぬほど働かないとねー。
私の周りの行政書士も大変そうよ」

そこでピンと来ました。
この人の言う通りだと。
億を売り上げているんだから、これが正解なんだと。
行政書士が食えないのは、顧問料がないからだと。

そこで私は、開業1年目から、とにかく継続して毎月入る顧問料のようなものを作ろうと思いました。
そのためには、何をすればいいのか、どの業務を取り扱えばいいのか、行政書士事務所とは別に個人事務所も開業し、そこでも毎月定額で入る仕事はできないかと考え続けました。
そしてそれを発信し続けました。

ある時、税理士さんから毎月のサポートをお願いできないかとお話がありました。
女性起業家の方からは、私が個人事務所で取り扱っていたホームページについて、運営管理の依頼がありました。
すべて、私がホームページとブログで発信していることを読んでくれて、私に興味をもってくれた人たちです。

毎月定額で入る売上を私は継続型収入と呼んでいます。
この継続型収入を意識して作ることが、ひとり事務所を続けていくポイントです。

ここまで読んで、こう思った人もいるでしょう。
「結局、行政書士事務所ではなくて、個人事務所のホームページで稼いでいるんでしょ?」
「行政書士以外のことで稼いで、行政書士でうまく行ってるなんて言うなよ」

これ、誤解されやすのですが、開業3年目で年商1,000万円を超えた時の売上は、個人事務所の売上を入れずに計算しています。
多くの人が誤解しているのですが、行政書士業務は単価も高く、売上が作りやすく、継続型収入も作りやすいです。
個人事務所の売上なんて、開業3年目までは微々たるものでした。
行政書士が稼げないと思い込み過ぎですよ。

ひとりですべてこなすのは大変?ホントに?

これもよく目にするのですが、行政書士業務をひとりですべてこなすのは大変だという意見があります。
私自身はそんなことなくて、今は行政書士業務に使う時間は、月の10日以下です。
残りは自分の時間やひとり会社の仕事をしています。
ホームページや行政書士向けの勉強会は、ひとり会社で行っています。
もちろんこれも、すべて私ひとりでやっています。

なぜできているのか、理由を考えてみました。
一番の理由は、営業が不要だからでしょう。
コロナ禍以降、それまで毎月開催していた遺言講座もやめ、行政書士業務については営業活動を一切していません。
ホームページもそのままですが、時々お問い合わせや依頼が入ります。
新規が入らなくても、運営サポート先の法人(障害福祉サービス施設)がいくつかあるので、サポート業務だけでも売上は安定しています。
サポート先から施設を増やしたいとの依頼も毎年いただきます。
遺言講座に過去参加いただいたお客様からの依頼も入ります。
つまり、取扱業務や営業集客のやり方によって、いずれ営業活動が不要になる方法もあるということです。

私の勉強会では、私の事例をすべてお伝えしています。
同じようにやっていけば、ある程度結果は出ると思います。

もちろん、向き不向きはあるでしょう

お前だからできたんだろう、という意見もあるでしょう。
だけど、私ですよ。
何も特別なもののない、独立も経営もホームページだってすべて0から始めて、しかも45歳を超えてからのスタートです。
キレイなわけでも、話が面白いわけでもない、普通の人間です。
再現性は間違いなくあると思います。

ただし、向き不向きはやはりあると思います。
これまで、たくさんの行政書士の方を見て来た上で、ひとり事務所というか、開業が不向きかなと思うのは、次のような人です。

  • 真面目じゃない

  • 続けることが苦手

  • 調べない、質問できない

  • 行間を読めない

  • めんどくさいことを避ける

  • 説明がへた、説明不足

  • 人の気持ちになって考えられない

これはおそらく、どの業界でも言えることでしょう。
依頼する場所がたくさんある限り、選ばれる必要があります。
人は感情で動くので、「この人にお願いしたい!」と思われない限り、依頼されることはありません。
そのためには、まずは自分を知ってもらう必要があります。
人は、知らない人には依頼しませんから。

私は開業3年間、ブログを毎日更新し、ホームページも頻繁に更新し、講座開催も毎月していました。
すべて、自分を知ってもらうためです。
色々な会やセミナーにも参加しましたが、はじめに書いた通り、仕事につながるのはホームページやブログで知ってくれた人たちでした。
なぜだと思いますか?
それは、ホームページやブログに書いてある記事を読んで、この人なら聞きやすそうだな、この人なら気が合いそうだな、こういう人に頼みたいなと思ってくれたからです。
これは、実際に依頼してくれた人たちの声なので間違いありません。

ホームページやブログには、相手が読みたい時に、相手の方からたどり着いてくれます。
知りたいことが書いてあり、親切そうな書き方だと、そこからお問い合わせや依頼につながります。
こちらから会いに行って、名刺を渡して、こういう仕事ができます!という流れとは違い、相手からたどり着いて読んでくれる、そこがホームページやブログが仕事につながる秘訣なんです。

ホントはこんなこと、言わない方がいい

ひとりサイコーとか、売上が伸びているとか、そうなるための戦略なんて、わざわざ言う必要はないんです。
いやー、ひとりは大変です、組織化できてるのがうらやましい、私にはそんな力量ないし、ひとりなので売上もぼちぼちでいいんです、と言っておけばいいし、その方が賢いです。
みんな賢いからわざわざ言わないんです。
私のようにわざわざ定期的に発信して、叩かれるなんて、バカだなーと思っている人もいるはずです。

だけど、私はうまく行っているなら、その方法を伝えたいと思っています。
それは開業当初、私が知りたくてたまらないことだったから。
過去の自分が知りたかったことを手に入れて、それを黙っているなんて私にはできません。
私はいつでもホントのことを知りたいし、伝えたいんです。

まあでも、以前よりはこういった発信も減りました。
わざわざこちらのストレスになることをしなくてもいいのかな、とも思います。
でも今月は、誕生月チャレンジをすることにしたので、あえて発信します。
今月だけね。

だからやっぱり、ひとりがサイコー

結論、ひとりで稼ぐのがサイコーです。
やり方しだいなので、私と同じ方法で軌道に乗せる場合、2年は大変だと覚悟してください。
そして、せめて2年は毎日発信してください。
最初はなんだっていいんです。
だって、誰も読まないんだから。
みんな人の目を気にし過ぎですよ。
読まれても読まれなくても、2年くらいは毎日発信しましょうよ。
売上を手に入れたいなら、稼ぐ力を手に入れたいなら、それくらいの時間と作業は必要でしょう。
簡単に稼ぐ方法なんてありません。
だけど、3年目にぐーーんと売上が伸びて、これかー、やり方が正しかったんだーと思えるのって、本当に嬉しいですよ。
そして、一度軌道に乗ると、あとはちょっとやそっとじゃ落ちませんから。
継続型収入が作れれば、真面目に取り組むだけで続きますから。

さて、月初のサポート先業務に取り掛かりますね。
その前に、ちょっとお茶を飲みながら、足元でずっと待ってる犬とのんびりしましょうかね。

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