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明日は行政書士試験なので、私の受験から合格までを少し書きます

毎日ブログチャレンジ11日目。
11月は私の誕生月でもあり、年に一度の行政書士試験が実施される月でもあります。
今年の試験日は明日です。

今日は私の行政書士試験の受験から合格までを書きますね。

私の人生を変えた行政書士試験

私が行政書士試験を受験したのは、2012年11月のこと。
行政書士資格と試験のことを知ったのが2011年11月で、1年頑張れば初学者でも合格できる国家資格と聞き、そこから勉強が始まりました。
私の誕生月でもある11月に出会った資格で、試験も11月ということで、勝手に運命を感じてしまいました。
この出会いのおかげで、私の人生は大きく変わりました。

それまでは、仕事をするのはどこかに雇われてお給料をもらうことと考えていましたが、行政書士という資格のおかげで、自分で稼ぐという選択ができるようになりました。
独立開業は、みんなにおすすめできるものではありませんが、お金を稼ぐイコール雇われるだけじゃないことは、みんなに伝えたいです。
人生は自分で選べます!

行政書士という資格は、合格さえすれば開業できる資格です。
(ただし、未成年は開業できません)
年齢、学歴、国籍関係なく受験できます。
とても魅力的な資格だと思います。

そんな資格を手に入れるために、私がしたことをお伝えしますね。

初学者でも一年必死に頑張れば合格できると聞いて

私が行政書士という資格を知ったのは、独立に興味を持ったタイミングでした。
と言っても、行政書士で独立しようと考えていたわけではなく、自分の会社を作るにはどうしたらいいんだろう?と調べていた時に、会社の定款作成など、会社を作るサポートをしてくれる行政書士という資格があることを知りました。

自分の会社を作って何かをするよりも、人が会社を作るサポートをする方が面白そう!
そう思ったのが、行政書士試験を受けるキッカケです。
すぐに試験について調べると、年に一度11月に実施されると知りました。
ちょうと11月に入った時で、会社帰りに通えそうな学校の説明会に参加することにしました。

この説明会で言われたのが、「1年頑張れば初学者でも合格できる国家資格」という希望に満ちた言葉です。
もちろん、学校としては入学してもらうための言葉だったのでしょうが、私にとっては、私の未来を変えてくれる言葉に聞こえました。
すぐに入学を決め、必ず1年で合格すると誓いました。

これでは合格できないと気づき、5月から勉強法を変えた

学校は会社の休みの土日に通い、平日は会社から帰ってからテキストを読み、問題を解いていきました。
法学初心者なので、最初は何が書いてあるのか理解できず、問題はまったく解けません。
漫画で法律を解説しているものを買ってみたり、とにかくあきらめず、くり返し読み続ける毎日でした。
学校では、時々確認テストが実施されましたが、全く歯が立たず、とても合格できるとは思えませんでした。

特に難解だったのが民法で、ただでさえわかりにくいのに、問題で引っかけが加わると、正解を見ても理解できません。
民法の問題が理解できるようになるまでに、実に半年くらいを費やすことになりました。

行政書士試験には、民法の他に、憲法、会社法・商法、行政法、一般知識、個人情報保護法、文章理解などがあり、記述式問題も加わります。
2月から焦り出し、5月には、このままでは絶対に無理だと確信しました。

そこで、勉強法を変えました。
通学からWeb講義に変え、音声を1.3倍で何度も聴き直し、通勤中も昼休みも入浴中も、ずっと音声学習を続けました。
問題は、会社の昼休みと、帰宅前にフードコートに寄り、帰宅後は自宅で解きました。
仕事以外のすべての時間を勉強に充てた毎日でした。
何も考えず、ただただ合格を目指して勉強していましたね。

やっと問題が解けるようになったけど模試は散々な結果

8月くらいから、ようやく問題を理解しながら解けるようになったと思います。
そこから行政法の勉強を本格的に始めました。
もう、時間が足りない状況で、それでも絶対に合格すると、ポジティブな気持ちだけは持ち続けました。

音声講義は毎日聴き続け、横溝先生(カリスマ講師)のブログを毎日読み、絶対に合格する!と言い続け、勉強を続けました。
正直、人生であんなに勉強したのは、後にも先にもあの時だけです。

問題は解けるようになってきたものの、何度も受けた模試では、最高でも160点くらいしか取れなかったと思います。
行政書士試験の合格点は180点。
模試の結果で180点に届いたことはありませんでした。

模試は模試!本番で取れれば良い!
これは、本気で思っていました。
模試では、試験時間の3時間をどう使うかを練習していました。
問題を解く順番や、記述の時間配分など、時間の使い方も合格するためには重要になります。
模試なら試すことができるので、一番良いやり方を見つけるため、受けられるだけ受けて、本番の時間の使い方を試しました。

勉強はうるさいフードコートで行うことで、本番でどんな物音がしても、咳をする人がいても、集中できるよう練習しました。

家族も応援してくれていたので、料理はほぼしなかったと思います。
バルコニーで焼肉とかして、楽しかったですね。

運良く合格した私の勝因とは

やるべきことはやったと思います。
結果、192点で合格できました。
2013年1月下旬に合格発表があり、昼休みにネットで番号を確認できた時は、本当に心の底から嬉しかったです。
これで雇われるだけでなく、独立という選択肢が手に入ったからです。

模試はできなかったのに、本番で点数が取れたのは、おそらく、試験当日に自分のピークをもっていけたからです。
本番に強いという言葉がありますが、それに近い感じでしょうか。
それと、毎日聴いていた横溝先生の記述対策の音声と同じテーマの問題が出たことも勝因です。
当時、絶対に記述では出ないと言われていた相続法の問題が、その年に初めて出題されました。
横溝先生の記述対策では、相続法にも触れていたんです。
好きな講師を見つけて、その人をひたすら信じるというのも、勉強法としておすすめです。

合格してもすぐに開業するつもりではなかったのですが、結局、2013年6月末に会社を辞めて、9月に開業しました。
それから10年が過ぎ、私は職場の人間関係に悩むことも、嫌な上司に絡まれることもなく、自分の好きな時間に好きなことができる日々を送れるようになりました。
収入も増えました。
頭がおかしくなりそうなくらい頑張って、本当によかったです。


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