突然音信不通になった彼氏。
こんな気持ちで一生懸命いろんな検索ワードを打ち込んでいる人がいる。
しかも結構多いに違いない。
「音信不通 彼氏」と打ち込んでみるとこんな感じのサジェストが出てくる。
みんな考えることは似ているのね。音信不通の破壊力の強さは想像を絶するレベルだ。場合によっては数か月悩み続ける人もいるだろうし、そうなるのもわかる。何の前触れもなく彼氏と連絡がとれなくなったら心配で夜も眠れなくなるよね。
最初は仕事が忙しいのかな?くらいにしか思わないけど、夜になっても翌朝になってもLINEは未読。
まさか・・・事故?それとも彼氏はいつも仕事が忙しいから何かトラブルでもあったのかな?
「大丈夫?何かあった?」
「心配だから連絡ください」
「生きてる…?」
これが第一フェーズだ。この時点で連絡がとれなくなって3日目くらい。
何度か電話をかけてみても全く繋がらない。Call音は鳴るしスマホは生きているようだ。
このタイミングで恐らく「音信不通 彼氏」「彼氏 連絡とれない」といったワードで調べ始める人が多いだろう。
どれくらいの期間で音信不通と判断する?
連絡がとれなくなって何日くらい経過すれば “音信不通” 認定されるのか。
基本的によっぽど忙しい人でも1日1回はスマホを見るだろうし、その日は立て込んでいて返事ができなかったとしても翌日に一通のLINEも送れないほど物理的に忙しいということは考え難い。
何かトラブルがあって返事が遅れたとしても1週間だろう。
だが、音信不通にされて悩んでいる側は相手のことを好きだから、自分にとって都合の良い情報ばかり一生懸命探すのだ。
「世の中の男性はそんなにマメな人は多くないです」
とか
「仕事で疲れすぎていたら時間はあってもLINEを送る気になれないものですよ」
みたいな情報を見つけて無理矢理そうだと思い込もうとする。
実際、本当に連絡不精の男性は常々返信が一週間後ということもあったりするが、彼女が心配して連絡をしてきていることくらいはわかっている。わかっていて連絡しないのだ。
音信不通になる原因と男性心理とは
彼女が心配して連絡をしてきているのに返信をしない理由は何だろうか?以下の理由が考えらえる。
はじめからフェードアウトする気だった
人間関係をリセットしたくなった
別れ話が面倒で自然消滅を狙っている
仕事が忙しすぎて心に余裕がない
それぞれのケース別に解決策を考えていく。
はじめからフェードアウトする気だった
このタイプはマッチングアプリやナンパなどライトな出会い方をした場合に遭遇しやすい。簡単に出会えた人は別れ際も簡単に済ませられるのだ。
知り合って早いタイミングで告白されて付き合う。マッチングアプリだとマッチングして1~2日メッセージのやりとりをしてすぐに会う約束をする。会う日まで何通もメッセージを送り合い、会うことを楽しみにさせておく。
会ったその日にこんなことを言う。
「ものすごくタイプなんだよね。それに話も合うし楽しいから他の人にとられたくない。まだ会ったばかりだけど俺は良いなと思ってる。付き合ってほしい」
この時点で結構気持ちが盛り上がっていたら勢いで付き合ってしまうこともあるだろう。初デートはここで解散するはずだ。帰り道に手は繋ぐだろうけど。(ここで相手の反応を見ている)
2回目のデートで帰りにどちらかの家に行く流れに持っていき、そこで体の関係を持つ。
男性はきっと幸せアピールをしてくる。ここですぐに消えたらアプリで通報されるかもしれないしヤリモク感が出すぎるので次回のデートの約束はするだろう。
ここから2~3回会った後、徐々に連絡頻度が落ちて気付けば未読。
はじめからフェードアウトする気で付き合っていたので、当然このまま音信不通コースだ。
対策を打てるとすれば、会ったその日に勢いで付き合ってほしいと言うような男性は避けることと、体の関係を持つタイミングを先延ばしにすることくらいだ。そうでなければ、仮に明日いなくなったとしても諦めがつくような覚悟は持っておいた方が良いだろう。
人間関係をリセットしたくなった
定期的に人間関係や仕事など、何もかもリセットしたくなる人。
友達付き合いが長くあって、その後に付き合った場合は性格を知っているので仮に音信不通にされても想定ないかもしれないが、そうでない場合は事前に検知することは難しい。
リセットしたくなる時のトリガーは様々だ。仕事のミスや恋人とのケンカ、家族の揉め事など自分にとってストレス度合いが強い出来事が起こったタイミングでプツンと糸が切れたように周囲との関係を断とうとする。
リセットすればまた一から“新しい自分”として生まれ変われるとでも思っているのだろう。当然彼女のこともリセット対象に入れる。
彼女が心配するであろうことは想定しているが、それよりも自分がラクになることを選択する。
このようなタイプの男性はそもそも付き合わないに越したことはないが、どうしても好きで付き合う場合はリセット癖を受け入れるしかないだろう。
だいたいのケースにおいてリセット後1ヶ月もすれば寂しくなる。その頃を見計らって連絡をすれば何事もなかったかのように返事をしてくるだろう。
自分からリセットをして人間関係を断ち切ろうとするわりには孤独に弱いのだ。広い心を持って受け入れる覚悟が必要である。
別れ話が面倒で自然消滅を狙っている
別れ話が好きな人はいないだろう。しかし責任感がまともにある人であれば、付き合ったからには終わる時も別れの言葉をきちんと告げてから別れるのがマナーだと考えている。
だが、別れ話をした時に相手に泣かれたりキレられたりストーカーまがいのことをされたりするのではないか?
と考えると恐怖のあまり別れ話をせずに自然消滅を狙う人がいるのも事実。
相手の女性がサバサバ系でもメンヘラ系でもどちらの場合でも同じことをする。このタイプの男性は何かめんどくさいことが起こった時に逃げる習慣がついているため、むしろ結婚などする前にその人間性がわかって良かったと捉えた方が良い。
本当の人間性は別れ際に出るとよく言うが、本当にその通りだ。恋愛でも仕事でも去り際が美しくない人はいつか自分に返ってくる。そのような人間のことは忘れて次の新しい恋を楽しもう。
仕事が忙しすぎて心に余裕がない
仕事が忙しすぎて心に余裕がなくて音信不通になるケースは、どの程度その男性と付き合っていたかによって対応方法が異なる。
長く付き合っていれば、また仕事が落ち着いたらいつも通りに戻るとわかっているので慌てることはないが、音信不通で悩んでこの記事を読んでくれている時点で、きっとそこまでの関係性ではないことがうかがえる。
どうしてもその彼が良いのであれば、仕事が落ち着くまで待てばまた元通りになるかもしれない。だけど、このタイプの人はまた同じことを繰り返すけどそれでも良いのかどうかを考えた方が良い。
不器用で、複数のことを同時に考えられないため仕事のことで頭がいっぱいになると脳内がキャパオーバーで“彼女に連絡をする”という考えは消え去ってしまう。
連絡くらいできるだろうと思うかもしれないが、このタイプの人は連絡する時間があっても行動するための気力がない状態だ。
一緒に住んでいたりすると物理的に距離が近付くので音信不通に悩まされることはなくなるが、放置されるという点では変わらない。家で会話をしていても上の空だったりするし、そもそも家に帰ったら話しかけられるのが嫌で、あえて会社に遅くまで残っている可能性すら出てくる。
そのため、彼女自身も一人で好きなことをして楽しめるタイプの人でなければしんどくなるはずだ。
もしその彼がまだ20代や30代前半なのであれば、一番仕事がのっているタイミングなので状況を変えることは難しいがあと数年すれば仕事でワンランク上のステージにいけて心に余裕ができる可能性はある。
だいたいのケースが、そこまで待てなくて発狂して彼を責めて別れに至るわけだが。そしてタイミングよく現れた女性とサクッと結婚するのはあるあるな話である。
気長に好きなことをして彼に余裕ができるのを待つか、さっさと別れて器用に仕事も恋愛にもうまく時間をつかえる人を探すか、どちらの方が自分にとってストレスが少ないか。どちらのタイプの人と将来一緒に過ごしたいかを考えてみると答えは出るはずでは?
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