
その心踊ってますか? - 其の一
はいども、オッティです。
いきなりなんのことですかって感じですが、ひとつ自分のダンスライフの区切りとなりまして、最近はnoteを綴っていたのもあり心情を残しておこうかとiPhoneに親指を叩きつけております。
どのくらいだろう、15年くらいやったかも?今年いっぱいで長らく続けてきたNOA DANCE ACADEMYのレッスンを辞めることにいたしました。
ということで、この記事を公開する頃にはもう辞めております。
過去プライベートレッスンから始まり数々のスタジオでレッスンを持たせていただき、そこからこの数年で数を減らし唯一残していたクラスがNOAでした。
そういった意味でOHISHI史としても一度インストラクター業務が区切りとなりました。
NOAに限らず全てのレッスンにおいてこの20数年程の期間、これまで沢山の方と出会い、オオイシイズムを振り撒いてきました。
NOAに限らずですが、各時代ごと、ずっと通ってくれていた方々、一度だけでも来てくれた方々、たまーに来てくれた方々まで、そしてスタッフ関係者の方々、沢山のサポートをしていただいた各所皆様、本当にありがとうございました、大変お世話になりました。
以前の記事で度々お伝えした通り、自分は多い時で7本くらいのレッスンをしていた。
多くも少なくもないくらいかなと思う。
その中でも一番長らく在籍させていただいたのがNOA DANCE ACADEMYである。
10〜15年程か、新宿校から原宿校に移り毎週レッスンしてきた。
元々は新宿で金曜の20:15〜だったため、週末はDJや地方イベントなどの仕事と被ったり、近年においてはBAHAMA KITCHENという飲食店の週末営業の兼ね合いから度々何を今優先すべきかという悩みが付き纏っていた。
そんな中ちょうど一年程前にSODEEPのSから、どこかでレッスンをやりたい、といった相談があったことと、前述の理由から金曜を避けたい状況となっていた自分が噛み合ったため、金曜の枠をSに譲り、自分は原宿校の水曜へ移動させてもらうことになる。
※SODEEPがわからない方もいると思いますので自己紹介編をご参考くださいませ。
そしてその後1年程、原宿校にてレッスンは続けてきたが、自分の中で既に熱は無くなってきており、いや、この気持ちの表現は難しいのだが、何にせよ今優先すべき事が人にダンスを教えることではないな、という考えで着地しようしている自分がいた。
細かく言うと色々あるが、あと大きな理由のひとつに夜の時間帯をレッスンに使えない状況というのがあった。
飲食業界では最近問題であるところの弊社も例外でなく、BAHAMA KITCHENの人手不足により店の事を優先しなければならない時間でありレッスンと被ってしまうのだ。
当然だが人がいないとなれば自分が現場を回すしかない。
どちらかを取るしかないのだが、一つのレッスンと経営となればシンプルに年間で桁二つの額が違う。
その日の利益をとっても額が違う。
正直、夜レッスンしている場合ではない。
そんなところと、あとはこの7年間の経営生活を送りながらダンスに対する思考にもだいぶ変化が生まれてきたという点もあり、まぁここに関しての思考はまたあらためて綴っていこうと思う。
そんな諸々が重なり今年でレッスンを辞めるに至るわけである。
これまで毎週のレッスンや全国各地でのワークショップでダンスを教えてきて、いまふと考える。
どこまで何を伝えられたかはわからないが、一番大切なことは動きとして見えるダンスではなく心が踊っているか、だと思う。
上手くなりたい、有名になりたい、食っていきたい、バトルやコンテストで勝ちたい、様々な動機や目標はあると思うが、その心踊っていますか?
もちろんその目標があるから人は成長をするわけだが、たまには立ち止まって見つめ直してほしいと思う。
自分は数々そんな瞬間に出会ってきた。
振りがかっこいいとか、動きに魅せられることもあるかとは思うが、まずその曲に引き込まれている自分がいるか、みたいな感覚。
音楽というものは本当に人の気持ちを左右させる。
聴いた瞬間にその気持ちの高揚、それが動き(ダンス)へと変換されていくものだと思うし、そうであってほしい。
だから自分は好きでもない曲で無理に踊るのが本当にキツい。
結果、ダンスバトルなどはいまいち面白くない、というかキツい。
という流れで書き続けていたのだが、気付けばダンスバトルの話になってしまっており本題から脱線、どこか遠くへ向かってしまったためいったんやり直したw。
ここはまたそのうちダンス編あたりでいつかやりたいと思う。
続けていこうw。
自分にとってのダンスは本当に大切なものであり、故にかなり美化されてしまい崇高なものとなり過ぎているかもしれない。
そんなダンスなのだ、前提として好きな曲で好きなように踊っていたい。
あまり頭で考えて踊りたくない。
つづく。
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