その心踊ってますか? - 其のニ
はいども、オッティです。
あまり頭で考えて踊りたくないな、といった思考の続きからやっていきます。
普段の生活の中でこんなことがある。
最近めちゃくちゃ好きな曲があり、自宅でもスタジオでもヘッドホンでも環境は何でもよいが、普段の生活の中でその曲を聴くと、かけていると、ふと踊ってしまう、乗ってしまう、みたいな時。
自分は自宅や営業後のBAHAMA KITCHENなどでたまにそんな時間がある。
あとはネットでも現場でもDJを聴いていて、なんだこの曲は!とか、DJの展開やMIXに痺れる!みたいな時。
気付くと一人踊っているw。
心が踊るのだ。
こうなると究極気持ちがいい。
これがいい。
ダンスだ。
長らく続けてきたレッスンにおいて自分が考えるダンスの本質、その哲学をどこまで伝えられただろうか、そしてあらためて心が踊るということを伝えられたか。
レッスンである以上、技術的な部分などで当然ながら時に頭で考え伝えることもしてきたが、それでも一番気を使っていたのは、というか自然と常に意識していたのはレッスンの際に使う音源である。
前述の思考の通り、まず自分としては心が踊るような音楽でなければ話にならない。
結果、自分のMIX CDや好きなDJのDJ MIX音源、そのタイミングで聴きまくっていた曲、SODEEPのパフォーマンスで使用した曲は当然ながらパフォーマンスで使っただけあってめちゃ踊れる、といったような自分が踊りたい曲を選んでレッスンしてきた。
ダンスレッスンと言いつつもDJ的理論が強かったのかもしれない。
この曲良くない?これで踊ると気持ちよくない?みたいな。
DJがこの曲良いからかけたい、お客さんに聴かせて一緒に盛り上がりたい、という思考と似ていると思う、というか同じかも。
SODEEPでパフォーマンスしてきた音源などは正にそうであり、他メンバーの思うところはわからないが、少なくとも自分はSODEEPを観てもらった時まず我々が踊り出す前に、耳に入るその選曲自体にパフォーマンス性を感じるか、というのを意識しながらやってきた。
観るだけでなく、観ているあなたが踊りたくなってしまうような曲でパフォーマンスしたかったし、そんな曲をOHISHIが踊るとそうなるのか、みたいに楽しんでもらえたら嬉しかった。
このあたりは、またSODEEP編あたりで深掘りしていくかとは思うが、簡単に言うとそんなイメージだ。
こういった思考からたまにレッスン終わりに
邦楽でも洋楽でも何でもいいから自分が好きな曲で今日やったステップを踊ってみてね
と言ったりもした。
もちろんその日に使った曲を生徒の皆が気に入って、その曲でレッスンした自分の感覚が伝わったのであれば尚更いい。
とにかく確実に好きな曲で踊った方が楽しいし、楽しめなければ続かない。
そしてその先に好きな曲があれば、頭で考えるのでなくその瞬間、その音楽に、真っ白に、ただただ音楽が身体に宿ってくる、みたいな感覚に近づいていく。
そんな曲で楽しく踊るためにも普段から音楽と触れ合うことがダンスをする上でとても大切だ。
仮に絞られたジャンルだとしても、その中でいろんなタイプの曲を聴けば好きな曲にも出会うだろうし、そんな曲があってこそ踊り、踊れる、高純度なものであってほしいと思う。
曲や音の楽しみ方、生活に音楽が溶け込むような感覚を、ダンス感を、伝えたいなと思いやってきた。
もしちゃんと自分が純粋に踊るということを伝えられていたならば、また理解してもらえていたら、きっと少なくともその心踊る時間だけは、日々の嫌なことから解放されたり、日々凹むことがあった時でも気持ちをリセットしてくれたり、その結果また仕事頑張ろう、とか、もっとダンスしたい、とか、そんな風に活力となっていたら嬉しい。
自分が考えるダンスの本質、在るべき姿を見失わず続けていけば、きっとダンス、音楽というものは、皆様の人生を、気持ちを豊かにしてくれるはず、だし、そういうものであってほしい、と思っている。
とまぁ一般的レッスン業務を終了し、ふと振り返りつつまとめとして今現在の気持ちをせっかくなので残しておこうと思いnoteを活用させていただいた。
※日本工学院専門学校の講師だけは続けているが、またこちらは少々一般のクラスとは体制も内容も思考も違うため
よりダンスやシーンに迫る思考はそのうち別の編にて振り切りたい。
少々自分ごとではありますが、読んでくれた皆様ありがとうございました。
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次は、、、何編いこうかな〜。
おまけ。
DANCE & MUSIC CULTURE METHODとして後輩が企画してくれたワークショップのまとめ動画がありました。
雰囲気だけの動画ですが話のネタにでも是非!
THANK YOU!