子どもの心にあるコップ
兄8歳 妹2歳まで あとわずかな時の 記録です。
週末家族でお出かけをする。その時のペアーは、いつもべったりの
妹ではなく、上の息子と決めていました。
ある日、奈良にある法隆寺に家族ででかけました。
兄を優先させる母をみて、2歳前の娘は、機嫌がわるくなるのです。
いつも共に過ごせない父親がうまく説得しようとしますが・・
それでも 兄を優先させた私の想いです。
▶ママを独り占めしたい2歳児
▶休日は兄と決めた理由
▶子どもの心のコップをみたすと・・
▶心のコップの量を確認していく
ママを独り占めしたい2歳児
兄を優先させて過ごす母親、2歳児は、まあ大変です。
チャイルドシートには、のらないと決めます。
パパが乗せるなんて、もってのほかです。
スローガンは『NO!!』ですから、3歩譲って、ママがやってくれるなら
OKというかもしれません。
そう決めたのです。それが2歳児の決意でした。
それでも休日は兄と決めた理由
それでも、休日をお兄ちゃん優先にしようと決めたのは
お兄ちゃんだからでした。
妹が6歳違いで生まれてくる時、『ママ かわいい妹を産んでくれてありがとう』と言ってくれたのが息子でした。
妹が生まれて、寂しい思いをしたら、妹なんかいらなかったと
思う事もあって当然です。
子どもって そういうものですから。
だから妹が生まれてきたとき、周りの友人に頼みました。
『お兄ちゃんになったね~おめでとう。そういって、寝てばかりでまだわからない妹にギフトをくださるなら、そのギフトを兄にあげてほしい』
そう頼みました。
『おめでとう亀くん』と彼はみんなにお兄ちゃん記念日を
祝われることになりました。
産んでくれてありがとうの気持ちが、末永く続くことを
わたしは願いました。
子どもの心をコップを満たすと・・
子どもには心にコップがあるんです。
そのコップが満たされないと、子どもは不安になり、情緒までも
安定しないでぐずぐずしてしまうのです。
コップの大きさは、子どもにより違うような気がします。
子育てコーチングを通してママたちの経験を聴いたからです。
どんなに注いでも、もっともっとと求めてくる子もいるでしょう。
わたしが、休日に、息子を優先させることで、
息子のコップは満たされました。
ココロが満たされた息子は
『ママ うさぎちゃんを抱っこしてあげて・・』
息子は、自らそう言ってくれました。
兄が快くそういってくれてはじめて、妹の時間なのです。
希望通り、ママを独り占めできた妹は、コップが満たされたのでしょう。
ママを譲ってくれた兄と仲良く遊び始めるのです。
子どものコップの量を確認していく
私が一番心がけたことは、そのコップの量を感じることです。
今日はどのくらい満たされているかな?
見えない心のコップを、感じながらの子育て。
そして、そのコップは、わたしたち親にもあるのです。
自分が満たされた状態であることが
子育てに影響を与えることは言うまでもありません。
だからこそ、自分を大切に扱うことが大事になるのです。