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ニューヨークアニキとの交流

サンフランシスコに到着してから最初の2週間はダンフランシスコのゲストハウスに、同じ大学から来たもう一人の学生と滞在していました。「なぜ日本でアパートや寮など家を確保しなかったの?」とみんなから聞かれましたが、大学の寮の応募がすでに締め切られていたことと大学から詐欺が多いから現地に来て実際に大家さんと顔を合わせて契約した方がいいとの連絡を受けていたため、「最初の2週間はゲストハウスに滞在し、その間に家を決める」と目論んで出国しました。

そのゲストハウスは3階建てで、私たち以外にも5〜6組程度の人たちが住んでいたように思います。キッチンや洗濯機が共同でたまに他の人と顔を合わせることもありました。インド系の男性や韓国っぽい東アジア系の女性グループなどと会いました。

ゲストハウスの中
ゲストハウスのある通り(サンフランシスコは大体曇ってます)

ニューヨークアニキとの出会い

その中で最も話が弾んだ人が、ニューヨークからサンフランシスコに旅行できていた男性(通称ニューヨーク兄貴)です。彼は日本文化にとても興味を持っていて、好きなアニメ、漫画、小説のことなどで話が弾みました。特に、私が村上春樹の小説が好きなのでその話をしました。国境を超えて、好きなものが繋がっていることがどこか嬉しかったことを覚えています。

ちなみに、「ニューヨークアニキ」という名前は、私たちが彼に「日本語で少し年上の男性のことは兄貴って言うんだよ」というのを伝えたところ、響きが大変気に入ったらしく「兄貴って呼んでくれよ!!」と言われて、ニューヨークから来た兄貴ということで彼のことをニューヨークアニキと呼んでいます。

彼とはその後一緒にご飯を食べに行ったり、私が春休みにニューヨークに旅行に行った際に再会したりとなかなか仲良くなりました。

ニューヨークで参加したアニキの誕生日パーティー

たった2週間のゲストハウスでの滞在で、人と繋がることができて「人との出会いって本当に偶然で不思議だなぁ、、」としみじみ思いました。

彼は日本にも来たいらしいので、また会えたらいいな〜と思います。

またね、アニキ。


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