聖週間とその料理1 Bacalao con garbanzos(-バカラオ・コン・ガルバンソス-塩タラとひよこ豆の煮込み)
スペインはカトリック国であり、今の時期はSemana Santa(聖週間、イースタ-)にあたります。今年は4月の2日から9日まですが、各自治州によって変わります。各地で、聖像や、宗教的な場面が再現されたお神輿のようなものがかつがれ、賑やかなパレ-ドが見ものです。
顔が見えないので、ちょっと怖かったりするけれど(特に夜なんか。昔の時代にふっと紛れ込んだ感がある)、足元を見ると、スニ-カ-だったり、靴の色が衣装と全然合ってないのを発見して、妙にほっとしてしまう。
これはどうやって担がれているかというと、
誰でも参加できるわけではなく、家族代々で受け継がれてゆく、と聞いたことがあります。
一体どのくらいの重さなのでしょうか?
こちらによると、例えば、Ávilaアビラの、十字架を背負って歩くイエズス像は、1000㎏前後の重量を40人で担ぐ、とあります。
これの下って、どうなっているのかしら?見えない部分、どうなっているの?という人は、こちらをどうぞ。舞台裏が見えます。
Costaleroは、内部の担ぎ手、の意味です。
最後になりましたが、お料理です。塩鱈とひよこ豆の煮込み。
この期間に食べられる、伝統的な料理の一つです。肉料理を慎む、ということで、肉の代わりに、塩付けのバカラオ(タラ)が使われています。
だから、本当を言うと、昨日のバーベキュ-は、昔だったら、食べちゃいけなかったんだけれど…現代だからいいよね💦