何故オリックスの控えにはユーティリティーが多いのか
打線が魅力の西武ライオンズに3勝2敗1分と勝ち越し、今日から本拠地に戻って日ハムを迎え撃つオリックス
そんな中、1つの疑問がみんなから上がる
「何故○○が一軍にいるのか?」
特にこの○○は山足、小島、廣澤など打撃に縁がない選手ばかりが羅列される
では何故そうなるのか原因を追及してみよう
1 相次ぐ二遊間選手の離脱
オリックスのセカンドやショートというと
一軍にいるメンバー以外だと
太田、紅林、西野、宜保、福田がいる
この5人のうち西野、宜保、福田の3人は現在ケガで離脱している
2年目の太田は「二軍で」打撃が良いとはいえ、守備に難があり、打撃も昨年の消化試合で昇格して無安打だったことを考えれば
上げるのは早すぎるとも言える
紅林はまだルーキーなので当然上げる判断は出来ない
そうなると選択肢が自ずと減り
結局は山足、小島、廣澤に行き着くというわけだ
2 安達の病気
現在攻守でオリックスを牽引する安達
そんな彼が病気を克服したことはあまりに有名だろう
しかしその弊害で1週間に1、2回は彼を休ませなければいけないという事態になっている
彼がベンチから外れるとショートを守るのは
廣澤と山足しかいなくなる
これを1人でも削ると安達を休ませた日に
控えのショートがいなくなってしまうという事態になる
小島は内野の中で唯一ショートだけ守れない
(やってはいるが緊急時)ので
彼をショートとして考えるのは危険である
ちなみに
小島はファーストも出来る
T-岡田やロドリゲス以外で唯一ファーストを守れる選手なので、彼らに代走を出した後に守らせることも可能であるため、そういう面でも彼の必要性が高くなっている
更に左打者での代打1番手なのでなかなか外すことが出来ないのもある
まとめ
山足、廣澤、小島の役割をまとめると
山足→ショートやサードを守る控え
廣澤→安達休養日のショート1番手
小島→ショート以外を守るユーティリティー兼左代打1番手
ということである
よく西村贔屓だと声があるが
これらの理由を考えれば全くそんなことはない
そうせざるを得ないチーム状況である
ということをオリックスファンには理解してもらいたい
これを理解すれば采配もある程度は理解出来ると思うし
みんなのオリックス野球の見方が変わってくるはずである
ということで以上
私の考える「オリックスの控えには何故ユーティリティーが多いのか」でした
最後までお読みいただき
ありがとうございました