流浪の月を観たら過去の自分と重なった
流浪の月を観たんだけど、まだ観てない方やこれから観るのを楽しみにしてる方のためにネタバレちょっとでもしたくないのならこれからの文は読まないことをおすすめします。
あとは暗めの内容なのでご注意下さい。
あらすじとしては、広瀬すずちゃん演じるさらさちゃんは複雑な家庭でおばさんの家に預けられるが、おばさんの息子からのレイプに悩まされる。そこで、松坂桃李くん演じるふみさんのお家について行く。まあ、これを世間では誘拐と言う。性的なことがふみさんも苦手で2人は気が合う。
とまあ、あらすじはこんな感じです。
途中まで映画観たんですけど、色々感想が湧き上がってきたのでnoteに綴ろうと思いました。
まず、恋愛自体興味なかったり、性的なことがすずちゃん演じるさらさちゃんのようにトラウマで怖い人がこの世の中にいることを改めて知りました。もしかしたらSNSで繋がっている仲間の中にもそういう人がいるかもしれないと思ったので真っ先に恋人関連の投稿を消してきました。
あとは、人って家庭環境に影響されてパートナーを選ぶことも改めて気づきました。私の場合、以前付き合った人が精神虐待をしていた父のように思いやりがなく、自己中で頑固でした(今はとっても素敵な人がパートナーです)。 横浜流星くん演じるさらさの彼氏も同じように、性的なことを無理やりするような嫌な人で、暴力も振るう、さらさちゃんの嫌いないとこと同じようなやつでした。途中からさらさちゃんは彼氏から逃げてふみくんの元へ行くのですが。
さらさちゃんの気持ちわかるんです。生きててもいいことない。映画中のセリフでしたが、実家にいた時の私がそうでした。父がいじめてくる。母はかばってくれない。助けてくれない。兄弟格差がすごい。学校にも居場所がない。
でも、ふみくんのようにたった一人味方がいるだけで心が軽くなる。誘拐者はダメですが、私はその人は先生だったり、推しだったりしたおかげで生き延びることができたんだと思います。
久しぶりに心の琴線に触れる映画を観ました。なお、劇中にバイオレンスな場面が出てくるので、慣れてない方はご注意下さい。
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