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マイクロコスモス-micro cosmos-

幸せの形について

本当に幸せと思うことは、何だろうか。
失うものが多かったこの1年。

振り返って考えると、
本当にしたかったのは海の近くに小さめの家を買い
私設の図書館を作って本を読みながら、
写真の作品を作って過ごし、
野菜を半自給自足をしながら生きると
いうささやかなものだった。

どういうわけかそれを一旦捨てて、
僕はここにいる。

じゃあ、今の僕がその目標に戻るには
どうしたらいいかというと
お金と知識を備えることだ。

しかもそれほど多くはないお金である。
ただやっぱり愛する人は必要で
そうなると隠遁生活のようなことはやっていけない。

でも本当に思うことは
僕には、少しのお金と幸せがあれば
いいのかなと思う。

世界規模で定義されるような活動は、
色んな人の思惑と思考とである程度方向性が
勝手に決まる。

私人としての幸福はささやかでつましいもので、
欲と望みが大きければ強くなければならない。

その強さが優しさであればなお良いと思う。

世界はギリギリのバランスで推移している。
理性なきものが壊さないことを祈るし、
想うことができる人が世界の良心を
持っていることも願う。

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