いなり式TCGイベント参戦論
初めましての方もそうで無い方もこんにちんちん。
吉田おいなりと申します。
諸君、私は音楽が好きだ。
聞くだけで「あの年代のあの人たちに影響を受けてるんだろうなー」と感じ取れる物なら尚良い。
そう、今回のクソヨタは音楽ネタだ。
下ネタが苦手な貴方もこれにはニッコリだろう。
下ネタが苦手な者は私の名を見ただけでブラウザを閉じていたとは思うが今日は安心して欲しい。
そもそも挨拶が「こんにちんちん」ってどう言う事やねん。
という訳で、吉田おいなりは音楽が好き。
長々と語り出した挙句、書くのが面倒になってくる予感がしてきたのでサラッと行こう。
今回のテーマは「一生に一度は使ってみたい歌詞」だ。
音楽好きなら誰しもあるだろう。
死ぬまでに一度でいいからこのフレーズを言えるシチュエーションに遭遇したいと思える歌詞が。
衝動を全て投げ付けるような熱い歌詞。己のみじめさを吐き出した痛々しい傷跡の様な歌詞。
ただそこにいるだけで人生は素晴らしいと感じられる様な美しい歌詞。
そう言ったものに出会う度に、心は言葉によって作られていると私は感じる。
そして、私が一番使ってみたい歌詞はこれだ。
この髪型何やねんと思われるかも知れないが、コレがカッコいいと思われていた時代があったのだ。
…あったよな?
ちなみに私はこんな髪型のヤツ、一度たりとも見た事は無い。
髪型の話は今はどうでも良いのだ。
愛してもいいかい?
この歌詞の何が凄いのか。
発言のキザさだけでも相当な物だが、この歌詞の真価はそこでは無い。
いつ言うねんコレ!
少し丁寧な言い回しにすると非常に分かりやすいだろう。
「貴方を愛してもよろしいでしょうか。」
このセリフをまだ愛していない人に言うだろうか。
否。
好きでも何でも無いヤツにこんな事を言えるのはホストくらいだろう。
ホストの事はよく知らんが。
言いたくても言えない。
そんな歌詞がコレである。
余談ではあるが、GACKTは昔MALICE MIZERという全員がゴー☆ジャスみたいな格好をしているバンドをやっていた事を今の若者は知らないだろう。
※ネタにマジレス民のために一応言っておくと、年代的にどう考えてもゴー☆ジャスがMALICE MIZERをイメージしたものだと思われる。
と言う事で、今回私が伝えたい事は至ってシンプルだ。
お前らもっと大会出ろ!
俺の遊び相手になれ!
それだけだ。
以上!!
解散!!
悪霊退散!!
冗談だ。
イナリアンジョークである。
そんなこんなで今回の記事は、TCGの大会に出たいが何となく不安があり参加には至っていない。という層へ向けたものとなる。
吉田おいなりとTCG大会
私がTCG大会に参加し始めたのは、確か12〜13年前位の話だろう。
当時私の勤めていた千葉県のホビー系リサイクルショップにて遊戯王とヴァンガードの大会が毎週開催される事になり、私が運営をする事になった。
どう言う訳だか私も大会に参加して遊びながら運営していた。
しかも一応は大会運営と言う業務なので勤務時間内である。
何故それがまかり通っていたのかは当事者の私ですら今でもわからない。
ちなみに時々優勝して「オラ!コレ見ろや!!あげな〜い!!」とか言って優勝商品である3000円割引券を皆の目の前で破り捨てていた。
今考えるととんでもない大悪党である。
という訳で、私の大会との出会いは相当に特殊なものになるとは思うが、運営という都合上、店の常連客を大会に誘う事は多かったため、大会という物に抱える漠然とした不安を少しは拭う事が出来るだろうと考えている。
TCG大会、何が不安?
上記の通り、私は店舗大会の運営として様々な人に大会に対するネガティブなイメージをヒアリングして来た。
主な回答は以下の通りだ。
・ガチ勢又は知らない人と戦うの怖い。
・嫌な思いをするorさせるかも知れない。
・自分はそこまでのレベルでは無い、プレイミスをしたら恥ずかしい。
大体こんな感じだった様に思う。
ではそれらについて一つ一つ良いも悪いも正直に回答していこうと思う。
「自分はこう言う部分が不安なんだけど、そこはどうなの?」というのがあれば追記したいと思うので、是非リプライなりDMを頂きたい。
聞くのはタダだ。
私は貴方がTCGイベントに参加する勇気以外は何も要求しない。
安心して質問して欲しい。
ガチ勢や知らん人と戦うの怖ない!?
怖くない!以上!!
と言うのは投げやりだろうか。
でも本当にそうなのだ。
そもそもの話として私はガチ勢、カジュアル勢と区分けする事に何の価値があるのか全くわからない。
そしてガチ勢怖い、と思うのはおそらく所謂カジュアル勢の側だろう。
その方達の為に、ガチ勢とは何なのかを私なりの意見で述べていこう。
・ガチ勢とは
TCGが好き過ぎる故にデッキ採択やプレイングをとことん理詰めで考え、勝利に向かって追求する者達の事である。
恐らくこの勝利に向かってとことん追求するストイックさが怖いと感じる者もいるのだろう。
言わんとする事は分からなくもない。
トッププレイヤー達には得体の知れない気迫を感じる事が多々ある。
あれがオーラというものなのだろう。
ではそのオーラは何処から来るのか。
それは前述の通り、TCGが好き過ぎるあまりその情熱が気迫となって現れていると私は思う。
ならばこんな記事を書いている私も、こんな無名の私が書いた記事を見つけ出し読んでいる貴方も同じではないか。
そう、全員ただTCGが好きだからプレイしているだけなのだ。
怖い事など何一つ無い。
そこには同じゲームを愛する者達が集まる夢の様な世界が広がるのみだ。
そして知らない人と対戦するのは怖いのか。
全然怖くない!以上!
クソして寝ろ!!
と言うのは投げやりだろうか。
でも本当にそうなのだ。(コピー&ペースト)
少し具体的に考えてみて欲しい。
対戦相手が初対面の者だと何が怖いのか。
少なくとも私には具体例が思い付かない。
それでも漠然とした不安を感じるのならば、それはきっと貴方が人見知りなのだろう。
人見知りでも全く問題ない。
カードゲームなんて物は、プレイ宣言と「よろしくお願いします。」と「ありがとうございました。」さえ言えれば十分に出来るのだ。
私が言う様な小粋なジョークを言う必要など何処にも無い。
ちなみに先日、平日大会で日本語に不慣れな海外の方と対戦したのだが、彼の人柄も有るのだろうが、私の正しいのか怪しい適当英語コミュニケーションでもとても楽しくプレイ出来たし彼も楽しそうだった。
やはりゲームは楽しむのが一番の目的であるべきだと改めて認識させられた。
それでも「この人の話を聞いてみたい。」と思える者が貴方の前に現れた時は勇気を出して声を掛けてみて欲しい。
「気持ち悪いオタクと思われるんじゃ無いか?」と不安に思われるかも知れないが安心して欲しい。
カードゲームをやっている時点で漏れなく全員気持ち悪いオタクだ。
私も貴方も貴方が興味を持った相手も唯一つの例外も無くキモオタだ。
そこはカードゲーム大会。
それは最早キモオタパラダイスなのだ。
キモオタにキモオタと思われても±0だ。
自分でも理屈はよく分からないが何と無くそんな気がする。
それに優良な大会常連プレイヤー達は皆新規を歓迎している。
もしも失礼な態度をとってくる者がいたらソイツはゴミクズだ。
仲良くなる前にカスである事が判明して良かったと思うべきだろう。
思いの外長くなってしまった。
はい、次!!
嫌な思いをしたりさせたりするのか?
正直に言おう。
嫌な思いをする事は少しくらいはあるかも知れない。
前述した通り、カードゲーマーは私や貴方を含め全員キモオタなので中にはイキってしまう者もいる。
不幸にもそう言った者と当たってしまった場合、嫌な事を言われる可能性はある。
反撃して良い。
私が許す。
ブン殴れと言いたい所だが、ここは法治国家。
暴力は言葉だけに留めておこう。
その勇気が無くて我慢してしまう事もあるだろうがあまり心配はしなくて良い。
どうせそういったイキリオタクは全員から嫌わらている。
誰からも相手にされず何となく居づらくなってそのうち来なくなるし私たちもそう言う雰囲気を作る様心掛けている。
それでもイキリオタクが気になって仕方が無いのならば貴方はきっと疲れている。
心が疲れていない者が道端の空き缶がカラカラと音を立てる事に気を立てるだろうか。
そうならばカードゲームなどやっている場合では無い。
今すぐふうぞk…コンカフェ等に行って癒やされるべきだ。
最近は男性キャストが対応してくれるメンズコンカフェなる物も増えている様なので女性も安心だ。
辛い時間は残念ながらあるのだが、それは長くは続かない。
もちろん貴方が嫌われ者のイキリオタクにならない様心掛けていればの話ではあるが。
しかし常々不思議に思っているのだが、強いプレイヤー達は皆紳士的な人格者であるのに対し、嫌われ者のイキリオタクは大概弱い。
何故なのだろう。
では貴方が対戦相手に嫌な思いをさせる可能性はどうか。
私は少ないと思う。
嫌な思いをしたりさせたりするのが不安だと思う貴方は他人を気遣える人だ。
その気持ちを忘れなければ大丈夫。
それでも無知故に人を傷つけてしまう事はあるかも知れない。
その時はしっかりと謝罪をし、反省しつつ改善策を立てれば良い。
失敗してしまうのは仕方のない事だ。
そこから何も得られないのが本当の失敗だと私は思う。
大会に参加するのにプレイヤーレベルは必要か?ミスは恥か?
そんな事はない!
はい次!!
と言うのは投げやり以下略
自分には大会に出るほどの腕前は無い。
そう思う気持ちもわからなくは無い。
しかしだ、誰もが最初は初心者だったしヘタクソだった筈だ。
そこから大会に出て色々な方のプレイから学び腕を磨いて来た。
上手くなくてもTCGは楽しい。
ならば上手くなったらもっと楽しいのでは無いか。
だからこそ大会に出て様々な事を学んで欲しいと私は思っている。
プレイミスに関しても恥じる必要は無い。
正直な話、対戦相手は「相手がミスしてくれたから勝ててラッキー!」くらいに思っているし、親切な者は「あそこはこう動くと良かったですよ。」なんて具合に教えてくれる。
プレイミスは成長機会だ。
ミスを減らす毎に貴方は一歩ずつ強くなっていく。
ミスに気づくたびに乗り越えるべき壁が明確になるのだ。
こんなに有難い事があって良いのだろうかと私は思う。
ちなみに私はMTGを初めて大会に初参加した時、「《吹きさらしの荒野》からマナは出ません。」と同じ対戦相手から2度指摘されたし、今でも恥ずかしいミスは沢山する。
大会ビギナーが抱く不安についてはこんな感じだ。
次項からは大会に出るとどの様なメリットがあるのかを説明していこう。
大会に出ると良い事あるの?
あるぞ!
・プレイが上達する。
・店舗ポイントや賞品がもらえるかも知れない。
・仲間が増える。
こう言った感じだ。
例によって以下解説
大会でプレイが上手くなる?
なるぞ!
以上!!
流石にくどいか。
対戦する毎に自身のプレイを振り返れば貴方は必ず上達する。
着目すべきは敗因だ。
あの除去を通したから負けたのか?
ならば除去を通さない、又は打たせない手段は?
あるいは除去を通しても負けない立ち回りがあったのでは?
そのために最適な構築だったのか?
と言った具合に自身の敗因をどんどん掘り下げて行こう。
そこからは楽しいトライ&エラーの始まりだ。
負けの数だけ貴方は成長出来る。
それに、対戦相手からアドバイスを貰えることも少なくは無い。
そのアドバイスは相手にした者の目線で語られる為、非常に有用だ。
ちなみに、私は他人の試合を観戦していてどうしても気になるプレイがあった際は、試合終了後に「あの場面、自分ならこう動きたいと思ったんですけどその場合どうでしたかねー?」なんて両者に声をかけたりする事がある。(両者とも知らない人である)
これはアドバイスと言うよりは、自分の考えが合っていたか知りたいという意味合いが大きいが。
多分鬱陶しがられていると思うが、私はアグロ星人であるため攻め筋の通し方などは気になって仕方が無いのだ。
ポイントや賞品あるぞ!
これはそのままなので特に言う事もないが、好成績ならばポイントなり商品券なりを貰える。
私のプレイしているMTGのパウパー等はカード単価が低い為ポイントだけでデッキを組んでいるプレイヤーもいたりする。
大会行くと仲間が増えるよ
まあこれも読んで字の如くだ。
毎週同じ店舗大会に出ていれば自然と常連たちと顔見知りとなり、気づけば一緒に呑みに行ったりする様になってたりする。
私もTC東京に通い始めた頃、ここで続けるなら常連たちと繋がっておいた方が良いだろう、と言った打算的な理由でTCパウパー民達と繋がりを持ち始めたのだが、今では共にやいのやいのしながら切磋琢磨する某カードなんとかウサなんとかの様な感じになっている。
ちなみに私としてはあの漫画は面白いとは思うのだが、ブラフを過大評価しすぎだと思う。
中身のないブラフをかました場合、そちらが通ってしまったら何も出来ずにそのまま負けるので注意しよう。
と言った具合に、もう40歳も目前の私がまるで青春かの様に仲間達と必死に戦ったり呑んでゲラゲラと笑い合ったりしているのはとても不思議な気持ちである。
仲間達とパウパーに感謝である。
まとめ
TCG大会に出ると上手くなるしポイントとか貰えるし友達増えるぞ!
みんな出ろ!
俺と遊べ!
ガチ勢も知らん人も怖くないし、イキリオタクはすぐいなくなるし、恥ずかしいミスは結構みんなしてる!心配する事は無い!
まあこんな感じだろう。
まとめ2:大会常連達へ
風呂に入れ服を洗え歯を磨けろくに挨拶も出来ないくせに偉そうにすんな他人のカードに爪を立てるな
お前らみたいなのがいるから、世間からカードゲームは幼稚なお子様向けの遊びだと思われるんだよ界隈の恥が!!
TCGは相手の嫌がる事をするのが強いゲームだが、コミュニケーションで相手の嫌がる事をするのは最も弱いムーブだ。
我々がやっているのは対人ゲームであるため、相手への敬意をもっていこう。
あと、幸い私の周りにはいない様だが、MTGは他TCGと違って洗練された崇高なゲーム!みたいな考えもやめよう。
思ってしまったのなら仕方が無いが、心の内に留める様にしよう。
MTGに入ってくる新規は大概他TCGプレイヤーだ。
そんな者達が自分のやっているorやっていたゲームを悪く言われたらMTGプレイヤーはクズだと思われる。
間違いなく害悪ムーブなので絶対にやめよう。
以上!!
吉田おいなり