最近、観たり読んだり
おひさしぶりです。
上弦の零、華美粧ひ(よそお)です。
…ウソです、貴族です。
寒中お見舞い申し上げます。
いろいろなことを我慢していて日々あまりに精神的に辛いため己を鼓舞するため毎日(気分あがる服着とくかー)という感じではありますが…嗚呼華美粧ひになりたい。
年末年始に
皆様に周回遅れで、鬼滅の刃を電子版(日経電子版みたく言うな)で一括購入して漸く読み終わりました。
途中5巻まで到達し、那田蜘蛛山での下弦の伍累戦に差し掛かると寝落ちしてしまうという現象はありましたが(3回ほど)
最終戦、途中から涙が止まらなかった…
柱たちは各々に壮絶な過去と決意があり(柱というか鬼殺隊員というか)、其々のストーリーがあるならば是非読みたい。
とても面白く読了できて、読んで良かったです。
きっと一過性のブームでしょと思い斜に構え話題性の高いものを敬遠しがちな天邪鬼なところが自分にはあるので、そういうところ少し反省しました。
一番主題となるテーマは煉獄さんの言葉にある「老いることも死ぬことも。人間という儚い生き物の美しさだ。老いるからこそ死ぬからこそ、たまらなく愛おしく尊いのだ」に尽きる。
老いて死ぬからこそ生は美しいということの反面、永久に若さと強さを保ち生き続けることに固執する権化としての存在は鬼の始祖無惨であり、吸血鬼DIOやカーズ、そしてディアボロで、その代償に陽の下を歩けず人喰いや吸血しなければならない身体を引き換えにしている。
ラスボスたちが人道/非人道の境界線を越えてしまう病巣は同根で永遠の命が目的なのかなぁと思った。
また読むものを探さなくては(鬼滅は漫画だったけれど)
偶然観た浦沢直樹さんの番組で、惣領冬実さんの回があり俄然作品に関心が湧いてきました。次はチェーザレ読もうかな(また漫画笑)
パラサイトもやっと観ましたが、正直に言ってしまうと、私には全体的に何が伝えたいのかこの作品のテーマが何なのかよく理解できませんでした。
ここまで貧富の差があるその国の事情を現実とし認識できていないのが理由だと思いますが(貧富の差がストーリー全ての発端でもあるが)加えて前お手伝いさんの隠していた「あの場所」の存在は裁判で明らかになっているのでは、ということが気になりすぎてなぜああいうラストになるのかがすとんと腑に落ちてこなかったせいかも。色々散りばめられたメタファーについては面白いなと思いました。
今クールドラマで期待しているのは俺の家の話とその女ジルバです。
両ドラマとも江口のりこさんがとても良い。大臣役から能楽師宗家の娘、ヤンキー上がりのチーフリーダーまで多彩な役者さんだなと再認識しました。時効警察でも良い味出してたな…
長瀬さんは異才の表現者。このストーリーも初回から随所随所の演技で泣いてしまった。
役者を辞めて欲しくはないけれど最終話まで見届けたいと思います。
ヘトヘトで帰宅した日に家人が出してきたおやつ、少し元気がでた。